知のコスモス講演会「公開講座 能・謡曲と源氏物語 第三回 『玉鬘』」を開催します。

文学部日本文学科では2月25日(日)に湘南キャンパスで、第353回知のコスモス講演会「公開講座 能・謡曲と源氏物語 第三回 『玉鬘』」を開催します。『源氏物語』も能・謡曲も多くの人に愛され、今もなおその輝きを増す日本古典文学の華です。しかし、二つの愛好者は必ずしも重なりません。本講座では、好評を博した昨年度に続いて、日本文化・国際文化として世界にも周知される能・謡曲と『源氏物語』とをリンクさせ、学術的な観点から、一般の方にもわかりやすく、平安物語文学を専門とする本学科の下鳥朝代准教授と、日本語史・表現史の観点から能・狂言に関する著作、また『源氏物語』の現代語訳三巻を公刊した東海大学元教授で作家活動(ペンネーム・千草子)も行う小林千草氏がそれぞれの専門を生かし、お話しするものです。第一部では、『源氏物語』本文から丁寧に玉鬘の実像にせまり、第二部では間狂言(アイキョウゲン・能の中で狂言方が受け持つ部分)を鍵に能(謡曲)の「玉鬘」のドラマ構成を解き明かします。事前の申し込みは不要で参加費も無料です。ぜひご来場ください。

第353回知のコスモス講演会「公開講座 能・謡曲と源氏物語 第三回 『玉鬘』」

【日 時】
2018年2月25日(日) 13:30~16:30 ※13:00開場

【プログラム】
第1部 『源氏物語』の玉鬘――文学的見地から 文学部日本文学科 下鳥朝代准教授
休憩(15分)
第2部 能・謡曲の「玉鬘」とその間(アイ:間狂言)――間狂言から探るドラマの展開力 東海大学元教授、作家 小林千草氏

【会 場】
湘南キャンパス14号館103教室
(神奈川県平塚市北金目4-1-1)

【交 通】
小田急線(新宿より快速急行約60分、小田原より約25分)「東海大学前」駅下車徒歩約15分、または『秦野駅行き』『下大槻団地行き』バス(約5分)で「東海大学北門」下車すぐ。またはJR東海道線「平塚」駅下車『東海大学行き』または『秦野駅行き』バス(約30分)で「東海大学正門前」下車徒歩約5分
(お車でのご来場はご遠慮ください)
https://www.u-tokai.ac.jp/uploads/sites/9/2021/03/shonan_campus-3.pdf

【入場料】
無料

【お問い合わせ】
文学部日本文学科事務室
TEL 0463-58-1211(代表)
FAX 0463-50-2356

【主催】
文学部日本文学科