海洋生物学科の学生が富士山麓アカデミック&サイエンスフェア2017で優秀賞を獲得しました

海洋学部海洋生物学科の西川淳教授の研究室に所属する学生4名が、昨年11月30日に沼津市・キラメッセぬまづで開催された「富士山麓アカデミック&サイエンスフェア2017」でポスター発表を行い、優秀賞を獲得しました。1月31日には清水キャンパスで本学部主催の表彰式を開催し、川崎一平副学部長から一人ひとりに表彰状を手渡しました。同フェアは、静岡県東部地域を中心とした高等教育機関が一堂に集まり、学生が日ごろの研究・開発・ものづくりに関する研究成果等を広く発表するもの。異分野の学生が交流を深めることも目的の一つです。

今回優秀賞を獲得したのは、飯田茜さん(大学院海洋学研究科2年次生)の「東南アジアで大量発生する大型クラゲ類の遺伝的連結性」と佐藤陽香さん(同1年次生)の「駿河湾における浮遊性貝形類の種多様性と季節変動」、山田美香さん(海洋生物学科4年次生)と中島芙優さん(同)の「駿河湾のメソ動物プランクトン Ⅱ:枝角類およびオキアミ類」の3テーマです。指導に当たった西川教授は、「学生たちは長い期間一つのテーマと向き合いながら、毎月海洋調査に出たり、研究室で試料解析をしたりしながら一生懸命努力してきました。受賞が決まったときには学生たちも大変喜んでおり、その姿を見た私も大変うれしく思いました。今回の成果を励みにして、これからも研究に邁進してほしいと思います。私自身も、東海大学から世界に向けてよい研究成果を発信出来るよう、しっかり指導していきたいと思います」と語っています。

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