医学部の学生らがNPO法人「地域福祉を考える会」に文房具を寄付しました

医学部3年次生の小林誠之さんと伊勢原キャンパスの職員が再利用できる用紙やボールペンなどを集め、4月13日に伊勢原市内で活動するNPO法人「地域福祉を考える会」に寄付しました。同法人は、主に高齢者、障がい者、児童に目を向け、誰もが優しく支え合う街を目標に福祉の実践活動と学習活動に取り組んでいます。小林さんは、同法人が実施している小中学生を対象とした「学習サポートみらい・つなぐ」にボランティアとして参加。図形を書いたり計算したりする際の用紙を確保するため、伊勢原キャンパスの事務職員に裏紙や使わなくなった用紙の提供を呼びかけ、教職員が収集に協力しました。

文房具を受け取った同法人の中台和子副理事長は、「小林さんのアイデアと行動により、学習支援に必要な用紙類をいただくことができました。私たちの活動について理解し、協力してくださった伊勢原キャンパスの皆さんに感謝し、有効に活用させていただきます」とコメント。「学習サポートには医学部だけでなく理学部の学生さんも参加し、子どもたちが安心して学べる雰囲気をつくって、しっかりと学習指導をしてくれています。今後も皆さんにご協力いただきながら、子どもたちの支援を継続していきたいと思います」笑顔を見せていました。

小林さんは、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施している青年海外協力隊に参加した経験などを生かし、積極的にボランティア活動に取り組んでいます。「医師を目指す者として、地域の人々や子どもたちとの交流はとても大切だと考えて学習サポートに参加しました。今回の文房具の収集を通して、一人ではできないことも多くの人々の助けがあれば可能になることをあらためて実感しています。これからも、今、目の前にある問題の解決が、自分がつくりたい未来につながることを意識して地域活動に協力していきたい」と話しています。

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