柔道・世界選手権金メダルリストの羽賀龍之介選手がスポーツ体験教室を開催しました

湘南キャンパス武道館で10月17日、平塚市・東海大学交流提携30周年記念事業「スポーツ体験教室 柔道教室」を実施しました。近隣の中学校で柔道に取り組む生徒らへの講演や技術指導を通じて、さらに競技に親しんでもらおうと開催したものです。当日は、8月24日から30日までカザフスタンで行われた世界選手権男子100kg級の金メダリスト・羽賀龍之介選手(大学院体育学研究科2年次生・旭化成)が講演。世界選手権での試合についての解説や得意技である内股の指導を行いました。

スポーツ体験教室の開講式には、平塚市の落合克宏市長や平塚市柔道協会の奥山晴治会長もかけつけ、祝辞を述べました。その後、羽賀選手が世界選手権の映像を見ながら、試合を振り返り、技や組み手などの技術的な内容だけでなく、対戦相手の特徴に合った対策の練り方や当日のエピソードなども語りました。また講座の間には、中学生に得意技の内股について直接指導する場面も。参加者の乱取りを見ながら、気になった選手を見つけると一人ひとりに直接アドバイスを送っていました。

参加者からは、「自分も内股が得意なのでとても参考になりました」、「世界選手権に出場した人にしかわからない話や裏話も聞けて楽しかった」といった声が聞かれました。羽賀選手は、「中学生への指導は初めてだったので、いい経験になった」と話していました。