チャレンジセンターのプロジェクトメンバーが「大学対校!ゴミ拾い甲子園」に参加しました

湘南キャンパスで活躍するチャレンジセンターのライトパワープロジェクトと環境キャラバン隊、サイエンスコミュニケーター、病院ボランティアプロジェクト、高輪キャンパスのTakanawa共育プロジェクトのメンバーら計60名が6月12日、東京都・葛西橋周辺の荒川河川敷で開かれた「第6回大学対校!ゴミ拾い甲子園」に参加しました。これは、学生の社会貢献活動を推進することなどを目的に活動する「豪田ヨシオ部」が主催したもので、参加者が拾ったゴミの量などを競うイベントです。今回は、総合求人サイトを運営するディップ株式会社が協賛し、参加者の活動時間を時給として換算。その合計金額を、同社から学校法人東海大学熊本地震義援募金に寄付していただきました。

イベントには、阿蘇キャンパスから出身地である神奈川県の実家に戻っていた阿蘇援農コミュニティープロジェクトの鈴木健太さん(農学部応用植物学科1年次生)と鈴木雅大さん(同応用動物科学科1年次生)の2名も参加。開会にあたっては鈴木健太さんが、「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々とゴミ拾いすることを誓います」と選手宣誓しました。続いて、12大学から参加した約150名の大学生がそれぞれチームを組み、およそ1時間30分をかけて河川に落ちたペットボトルや空き缶、空き瓶などを収集しました。ゴミの種類や量をもとに算出されるポイントで、本学は東京理科大学、東洋大学に次ぐ3位となりました。また、協力して多くのゴミを拾い集めたチームに贈られる『チームワーク賞』と、ユニークなゴミを拾ったチームに与えられる『面白いゴミ賞』を、高輪キャンパスの学生3名が受賞しました。

今回の出場にあたって中心的な役割を果たしたライトパワープロジェクトのリーダーを務める伊藤参里(みさと)さん(工学部機械工学科3年次生)は、「復興支援に協力したいと考え、プロジェクトメンバーのおよそ50名が参加しました。他大学から参加した多くの学生が、熊本・阿蘇キャンパスの復興支援に協力してくれる姿を目の当たりにし、助け合いの尊さと人の温かさを感じました。こうしたイベントを開いていただけたことは、あらためて支援について考えるきっかけとなりました。震災直後ではなく、今だからこそできる支援があるはず。プロジェクトとして、あるいは個人的にも、熊本・阿蘇両キャンパスの仲間のために何ができるか考え続けていきます」と話しました。

また、環境キャラバン隊から参加した伊東玲奈さん(教養学部人間環境学科自然環境課程3年次生)は、「出身地の福島県が東日本大震災で被災した経験があり、少しでも熊本地震の被災地の役に立ちたいと考えて参加しました。農学部生とともにゴミを拾い、震災当時の互いの体験について情報を交換し、阿蘇キャンパスの現状についても話を聞くことができました。自分にできることは限られていますが、これからも地道に支援していきます」と語りました。

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