あにまるれすきゅープロジェクトが「譲渡会」をサポートしました

東海大学チャレンジセンター・あにまるれすきゅープロジェクトが、8月7日と9月25日、12月11日に熊本県動物管理センター(熊本県熊本市)で開催された「譲渡会」のサポートを行いました。本企画は”熊本地震によりやむを得ず飼えなくなったペットの新しい家族を探し、譲渡する”ことを目的に、同センターが主催しています。本プロジェクトは”犬や猫の殺処分を減らす”ことを目標に、熊本県内の保健所やボランティア団体とともに活動しています。

のべ19名のプロジェクトメンバーが、給餌や給水、目やに取り、散歩、爪切り、ゲージの清掃といった犬猫への世話をはじめ、会場設営、里親への説明(犬および猫の譲渡を受けるための条件(※)や犬猫の性格、体調など)を同センターの職員の方と行い、計犬8頭、猫12頭の里親を見つけることができました。来場者の中には、殺処分を出さないという熊本県の活動に関心を持つ方もおり、メンバーは、プロジェクトにおける迷子札の発信などの活動について具体的に説明しました。

共に譲渡会に参加したボランティア団体「フィリア」の方からは「震災で大変だったろうけれど、こういった活動を通じて皆さんと再会できて嬉しく思います」といった声をいただきました。センターの職員の方は「犬猫(特に猫)の頭数が非常に多く、プロジェクトがボランティアに来てくれると本当に助かります」といった感想をいただきました。

プロジェクトメンバーの吉村花菜衣さん(農学部応用動物科学科3年次生)は「初めて犬を飼う方や前回飼っていた時はフィラリアの予防を全くしていなかったという方もおり、新しいペットを迎えるにあたっての必要な知識を、プロジェクト活動を通じて、積極的に発信していきたいと思いました」と語りました。

同じくメンバーの元永あか莉(農学部応用動物科学科1年次生)さんは「センターには、想像以上の数の犬猫が保護されていたことに、とても驚きました。少しでもこの数を減らすことができるような活動にしていきたいと、譲渡会に参加して強く思いました」と語りました。

※犬および猫の譲渡を受けるための条件・・・最期まで責任を持って飼い続けることができる、家族全員の同意が得られている、集合住宅または賃貸住宅の場合は規約等で動物の飼育が許されている、動物に不妊去勢手術による繁殖制限措置を確実にできることなど

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