公開講座「北海道から世界へ~世界の舞台で活躍する先輩たち~」を開催しました

札幌キャンパスで6月16日に、本キャンパスで開催している建学祭(学園祭)の「屋外ステージ」で公開講座「北海道から世界へ~世界の舞台で活躍する先輩たち~」を開催しました。今年2月に開かれた第23回オリンピック冬季大会(平昌オリンピック)に出場したスキージャンプの葛西紀明選手(第四高校〔現・付属札幌高校〕卒業)と小林潤志郎選手(国際文化学部地域創造学科卒業)、カーリングの吉田夕梨花選手(国際文化学部国際コミュニケーション学科卒業)の3名が登壇し、平昌オリンピックを振り返るとともに、豊富な経験に裏打ちされた人生の歩み方、競技スポーツへの向き合い方、冬季スポーツの未来などを語り合いました。

当日は、学生や地域住民ら約200名が来場。選手たちは観客席の間に設けられた「ハイタッチロード」を通って登壇し、会場は大歓声に包まれました。カーリングの日本代表として初めてのメダルを獲得した吉田選手は、「大会中はもちろん、帰国後も多くの方に声をかけてもらい、メディアにも数多く取り上げていただいたので、とても驚きました。これからもカーリングに注目してもらえるように、結果を残していきたい」と笑顔を見せ、自身初のオリンピック出場となった小林選手は、「何もかもが初めての体験だったので、葛西選手をはじめとした先輩方についていくばかりでした。次のオリンピックでは結果を残せるように、今回の経験を生かしていきたい」と振り返りました。また、葛西選手は、「オリンピックには8回目の出場でしたが、何度出ても独特の緊張感に慣れることはありません。すべてのアスリートが『4年に一度の大舞台』というプレッシャーを感じているでしょうし、どれだけ落ち着いて競技に臨めるかが、結果を左右するのかもしれません」と話し、「2022年の北京オリンピック出場も目標の一つですが、その先にある26年大会で節目の10回出場を達成したい」と語ると来場者から大きな拍手が送られていました。

トークショーの後には平昌五輪で銅メダルを獲得した吉田選手に、網野真一キャンパス長から本学の学術、文化、スポーツの各部門で、建学の精神に基づく顕著な成績(業績)を収めた学園の学生、生徒、児童、園児、教職員および卒業生を顕彰する「松前重義賞」を授与したほか、3選手のサインが入った記念品を来場者にプレゼントする抽選会も行いました。来場した学生は、「貴重なお話を聞き、世界で活躍する先輩がいることをあらためて誇らしく思いました」「抽選会でサイン色紙ももらえて、本当にうれしかった。宝物にします」と笑顔で話していました。

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