札幌キャンパスで第18回「建学祭」を開催しました

札幌キャンパスで6月21、22日に、第18回「建学祭」を開催しました。今回のテーマは「北からおこす東海魂」で、本学の全キャンパスの中でもひと足先に開かれる祭典をよりいっそう盛り上げたいという建学祭実行委員会を兼務する札幌学生会の思いが込められています。

本会場となったグラウンドのステージでは、初日に道内外のアイドルグループなどによるゲストライブが行われ、2日目は居合道部や吹奏楽部、よさこいサークル「東海大学~祭屋~」、軽音楽部による演奏や演舞、抽選会やカラオケ大会でも盛り上がりを見せました。また、部活動やサークル、研究室などによる模擬店も多数設置。「Star Divers Club」のメンバーは、海中から回収したルアーを再利用する「もぐって☆Reルアー」の取り組みをアピールしようと、リペアしたルアーを販売し、北海道のテレビ局HBCの取材も入るなど注目の高さがうかがえました。

屋内では、茶道部がお茶を振る舞い、ToCoチャレの「札幌市南区キャラクタープロジェクト」のメンバーが、札幌市南区の各地域を擬人化したイラストのパネルでフォトスポットを設置。国際文化学部国際コミュニケーション学科の授業で学生が制作したオリジナルのTシャツとエコバック、地域創造学科の中尾紀行教授の研究室が手がけたオリジナルの木工作品や皮小物の販売も人気を博していました。2日目の夜には恒例の花火が夜空を彩り、2日間の全日程を終えました。建学祭実行委員会委員長で学生会会長の小松恵大さん(生物学部4年次生)は、「やり遂げた爽快感でいっぱいです。期間中はトラブルやミスもありましたが、実行委員会メンバーが連携して一つひとつクリアしていきました。コロナ禍で途絶えた建学祭を札幌学生会で復活させて3年目、これまでの経験を生かして盛り上がりのあるお祭りにできたと思います。後輩たちには来年度も充実した建学祭にしてもらいたい」と語りました。

また初日の午後には食堂で、「東海大学同窓会北海道ブロック『ホームカミングデーin札幌キャンパス』」が初めて開催されました。国際文化学部同窓会と、本キャンパスの理工系学部・大学院の同窓生および教員を会員とする同窓会組織「ラベンダー会」も協力し、会場となった食堂には卒業生や教職員ら約50名が参加。生物学部卒業生で大学院総合理工学研究科の田中海さん(北海道地域研究センター特定助教)らによるマグロの解体ショーが行われ、参加者がさばきたてのマグロに舌鼓を打ちました。会場では学科や教員の研究成果のパネルなども設置され、札幌キャンパスの理工系学部卒業生有志による「ラベンダー会」が支援する学生団体による活動紹介も行われました。

同窓会北海道ブロックの本間雅実会長は、「毎年、11月の建学祭に合わせて湘南キャンパスで同窓会ホームカミングデーが開催されていますが、北海道から湘南まではなかなか行けないという会員からの声も寄せられていました。若い人にもどんどん参加してもらえるように、これまでの形にこだわらず、新しい活動を展開して会員同士のつながりも広げていきたい」と話していました。