北海道と学生U・Iターン就職促進に関する協定を調印しました

東海大学では1月25日に、北海道と学生U・Iターン就職促進に関する協定を締結。北海道庁で調印式を行いました。この協定は、道外の大学に進学した道出身者が地元での就職を希望しながら、情報不足などを理由にあきらめるケースがあるといった課題に対し、道内企業の人材確保と道外の大学に進学した若者のU・Iターン就職を促進することが目的です。

本学ではこれまで山梨県、新潟県、石川県、山形県、熊本県、静岡県、香川県、福岡県、長野県と就職支援に関する協定を締結しており、関連する都道府県との協定は今回が10例目となります。協定締結を受け、学生に対する道内企業の情報をはじめ、合同企業説明会といったイベント情報の提供、就職セミナーの開催、国際社会で活躍できる人材の育成など多岐にわたって相互に連携・協力していきます。

締結式には本学から山田清志学長、キャリア就職センターの水島久光所長、佐川直之次長が、北海道からは高橋はるみ知事をはじめ、総合政策部の窪田毅部長、経済部の阿部啓二部長ら関係者が出席。山田学長と高橋知事が協定書に署名しました。高橋知事は、「東海大学は札幌キャンパスと付属札幌高校を道内に設置しており、北海道における教育活動に貢献いただいています。この度の協定は、首都圏の大学の中でも道内出身者の多い大学と協力し、道内企業の人材確保と道外の大学に進学した若者のU・Iターン就職を進めていくこを目指すものです。人口減少や高齢化が急速に進む道にあって、若年者の呼び戻しは重要な課題。力強い経済を創造するため、この協定の締結を機に地域の産業を支える若者の呼び戻しを進めたい」と期待を語りました。山田学長は、「付属札幌高校はもとより、北海道出身の本学学生が地元に戻って就労する機会を得るために、協定締結はとても有意義なことです。今回の就職協定をきっかけとして、道庁とさまざまな形で協力できれば」と話しました。