札幌キャンパスの硬式野球部が全日本大学野球選手権準決勝で立教大に惜しくも敗れベスト4となりました

全日本大学野球選手権大会(6月5日~11日/明治神宮球場・東京ドーム)の準決勝が10日に行われ、札幌学生野球連盟の代表として出場している札幌キャンパスの硬式野球部が東京六大学野球連盟代表の立教大学と神宮球場で対戦。0-1で惜しくも敗れました。

硬式野球部はエースの太田将貴選手(国際文化学部4年次生)が先発のマウンドに登りましたが、初回に味方の3つのエラーで先制点を許してしまいます。しかし、その後は太田選手が冷静なピッチングで試合を立て直し、相手打線を8回まで散発2安打に抑え込んで味方の援護を待ちます。一方の打線は相手投手のテンポいいピッチングに、序盤から中盤にかけてなかなかランナーを出せない展開が続きましたが、6回、7回、8回と山口直恭選手(同3年次生)や松永遼介選手(同2年次生)の安打や四死球でランナーをため、再三にわたって好機を演出。最後の1本が出ず得点には至らなかったものの最後まであきらめないしぶとい攻めを続けます。しかし、最後は9回を3人で抑えられ、決勝進出には一歩及びませんでした。

高橋葉一監督(本学職員)は、「初回にエラーが絡んで失点してしまい、悔いも残る結果となってしまいました。しかし、先発の太田はうちのエースらしい、素晴らしい投球を見せてくれたと思います。彼はこの春まで先発の経験がありませんでしたから、『成長したな』と頼もしく感じました。今季のチームは投手力が弱いと言われてきましたが、この大会では太田をはじめどの投手も本当によくやってくれたと思います。全国の舞台で勝ち抜くには、やはり守備力が大切になってきます。今大会で見えた課題を秋に生かし、また戻ってきたい」と今後を見据えました。また、好投した太田選手は、「コンディションがよく、ヒットも打たれませんでしたが、2死から四球を出すなど攻撃にリズムをつくれなかった。負けたのは自分の責任だと感じています。初めてベスト4に入れたのはよかったけれど、まだまだ上がある。秋に向けてスピードを磨き、三振を取れる決め球も身につけたい」と意欲を見せました。主将の中西郁人選手(国際文化学部4年次生)は、「敗因は自分が初回に犯してしまったミス。チームに迷惑をかけてしまい悔しく感じています。ここまでの4試合で、全国の舞台はここまでの小さな積み重ねで勝てるのだと実感しました。やるべきことをやればまだまだ上にいけるチーム。必ずリベンジします」と前を向きました。

選手たちは3季連続となった全日本の舞台で、一戦一戦を一丸となって粘り強く戦い、本学が建学75周年を迎えるアニバーサリーイヤーに、同部としては初、北海道勢では43年ぶりとなるベスト4という好成績を残してくれました。また、この試合をはじめ大会期間中は全試合、湘南キャンパスの応援団やチアリーディング部、吹奏楽研究会の学生が友情応援として球場に駆けつけたほか、多くの皆さまから熱い応援をいただきました。皆さまのご声援、ありがとうございました。

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