湘南キャンパスにUAEアブダビ首長国奨学金機関関係者が来訪

湘南キャンパスでは10月15日に、アラブ首長国(UAE)連邦アブダビ首長国の留学生に対する奨学金活動を行う政府関係者らの来訪を受けました。代表団の訪問は、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)が、欧米諸国と比較してUAEから日本への留学生数が少ない現状に対し、日本の高等教育機関の視察や文化体験を通じて日本の留学先の魅力を伝えようと10月10日から行っている日本招聘プログラムの一環です。本学は、アブダビ首長国にある石油資源大学とのソーラーカー開発に関する共同研究をはじめ、同国出身の留学生を多数受け入れるなど密接な関係を築いていることから、視察先の一つとして選ばれました。

参加したアブダビ国営石油会社のアブドゥラ・ムハンマド・アブドゥラ・カーシム・アルヌアイミ氏、アブダビ警察GHQのアリ・ジュマア・ハサン・ビン・フメド・アルザアビ氏、アブダビ教育評議会のアマル・ラシェド・サーレム・ムハンマド・アルアラウィ氏らはまず、山田清志学長や吉川直人学長補佐(グローバル推進担当・国際部長)と懇談。山田学長が本学における留学生数や出身国、教育システムについて紹介し、「本キャンパスを視察されて気付いた点があれば、ぜひアイデアを提案してください」と語りかけました。

続いて一行は、エジプト出身のアブドーラ・アルモーメン准教授(国際教育センター)と本学職員の案内でキャンパス内を見学。イスラム教徒の留学生が使用するお祈り用の部屋や日本語の授業が行われている教室、チャレンジセンターのプロジェクトに参加する学生が作業するものつくり館などを巡りました。また、アルモーメン准教授や本学の別科日本語研修課程で学ぶ留学生との懇談会も実施し、同国出身者の受け入れ先としての機能や学習環境について熱心な意見交換が行われました。

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