体育学部の学生が運営に携わる中学硬式野球チーム「湘南平塚北リトルシニア」が、7月22日から28日まで佐賀県などで開催された「JA共済トーナメント第17回林和男旗杯野球大会」に初出場しました。同大会はリトルシニア3大大会の一つで、創設11年目となるチームにとって初めての全国大会になりました。大会を前に14日には、選手やチーム関係者が平塚市役所を表敬訪問し、落合克宏市長に意気込みを伝えました。

同チームは2015年、大学の設備や教育・研究の成果を地域に還元し、学生が授業などで身に付けた知識や技術を実践する場として発足しました。体育学部の学生たちは、それぞれの競技経験や将来の目標に応じて、コーチング、トレーナー、マネジメントの3部門で活動しています。高校まで野球に打ち込んできた学生が競技経験を生かして選手を指導するほか、将来トレーナーを目指す学生は選手の身体のケアを担い、コンディションづくりをサポート。また、マネジメント部門の学生は、SNSを活用した情報発信などを通してチーム運営を支えています。チームは昨秋の「2025ミズノ旗杯 関東連盟秋季大会」で、初戦の佐倉城南リトルシニア戦に10‐0で勝利しました。2回戦では大会を制した世田谷西リトルシニアに惜しくも敗れましたが、神奈川県代表(選抜)として全国大会への出場権を獲得しました。大会初戦では23日に、熊本県代表の八代リトルシニアと対戦し、2-3で惜しくも敗れましたが、貴重な経験を積みました。
表敬訪問には、3年生の選手10名と保護者、同チーム代表を務める体育学部の伊藤栄治教授、マネジメント部門の前島桃佳さん(体育学部4年次生)らが参加。選手や関係者の紹介に続き、落合市長から、「夏の暑さに負けず、全力で戦ってきてください。東海大学のサポートを受け、多世代が連携して結果を残したことは素晴らしい成果であり、市としても誇りに思います」と激励を受けました。
前島さんは、「選手全員が生き生きと野球を楽しむ姿から元気をもらっています。私たちにとっても、キャンパスの中だけでは得られない学びがたくさんあります」と笑顔で振り返り、「全国大会でも物怖じせず、野球を楽しんでほしい。私たちも全力でサポートします」とエールを送りました。伊藤教授は、「今回の全国大会初出場は、選手たちの努力はもちろん、運営に携わる学生や保護者が力を合わせてきた成果です。今後も大学で培った知識や経験を地域に還元し、若い世代の育成と地域の発展につなげていきたい」と話していました。

