通信ネットワーク工学科の学生が「2018 ISU四大陸フィギュアスケート選手権」の学生国際ボランティアに参加しました

情報通信学部通信ネットワーク工学科4年次生の櫻井邦彦さんが、1月19日から29日まで台湾で開催された「2018 ISU四大陸フィギュアスケート選手権」の学生国際ボランティアに参加しました。日本国内在住の大学生、短大生、専門学生を対象に募集され、大会期間中の選手・スタッフの移動補助、取材のサポートなどを英語で行うものです。今大会では、日本からは6名の学生が英語による書類選考と面接を経て選ばれました。

期間中、櫻井さんは関係者受付に配属され、記者やカメラマン、コーチなど大会の関係者にIDカードを配布する係を担当。そのほか、受付で未登録の関係者のIDカード作成や各種トラブルの対応などを通して、大会の運営をサポートしました。櫻井さんは、「日本人の記者の方がIDカードを紛失した際、スタッフリーダーへの報告や再発行手続きなどを手助けすることがありました。これまでの留学を通して身につけた語学力を、英語の習得を目的とした場面以外で活用できました」と手応えを語ります。また、「日本人のボランティア学生は台湾人のボランティアスタッフとペアで仕事をしていたのですが、空いた時間に台北市内を案内して頂いたり、ほかのペアの方々と一緒に食事会をしたりと、台湾の文化にふれることもできました。スタッフの方々は語学力だけではなく、コミュニケーション能力にも優れている方々ばかりだったので、とても話しやすく良い時間を過ごすことができました」と振り返りました。

来年度、東海大学大学院情報通信学研究科情報通信学専攻への進学が決まっている櫻井さん。今後の英語学習や国際交流について、「大学院生になると、留学や国際ボランティアに参加する時間がなかなか取れなくなると思いますが、学会での研究発表を英語で行う機会が増えるので、これまでに身につけたスピーキング能力を活用したいです。同じ研究内容でも、スピーキング能力が高ければ専門的な内容をより分かりやすく説得力のある表現で伝えられます」と語りました。

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