品川キャンパスの学生が近隣町会の祭りにボランティアとして参加しました

品川キャンパスの学生が、10月4日と5日に東京都港区・高輪公園で開催された「高輪共和会夏祭り」にボランティアとして参加しました。品川キャンパス周辺は閑静な住宅街で、長い歴史をもつ町会が活動しており、1949年に設立された高輪共和会もその一つです。夏祭りは同会の一大イベントで、公園前にテントが張られ、会員が焼きそばやたこ焼き、かき氷などの屋台を出店し、子ども神輿や山車がにぎやかに町内を練り歩きます。

ボランティアに参加したのは、佐藤弘幸准教授(情報通信学部)の研究室に所属する4年次生と、1、2年次生有志9名です。佐藤准教授の研究室では、これまでも歴代の学生が高輪共和会主催の防災イベントや夏祭りの支援に携わっており、今回も学生たちが会場の準備や当日の会場整理などに協力しました。

大伴もかさん(2年次生)は、「提灯を紐にくくりつけて電球を入れたり、テントや机を組み立てたり、最初の準備から手伝いました。たこ焼きづくりではアルバイトの経験が役立ち、子どもたちからは“おいしい”や“ありがとう”、また地域の人たちからは“助かったよ”とか“また手伝いに来てね”といった声をかけてもらい、とてもうれしかったです。他大学の学生や先輩たちとも協力して継続的に携わることで育まれる地域の人との信頼関係の大切さも実感しました。これからも勉強と共にこうした活動にも関わり、自分の将来の可能性を少しずつ見つけていきたい」と話しました。

また、政治経済学部の前場若夏菜さん(同)は、「前日まで緊張していたのですが、地域の皆さんが優しく接してくれたので、安心して参加できました。幅広い世代の方々と交流し、就職活動の相談にものっていただきました。自分が目指している業種の方とも知り合い、話をする機会を得て、今の自分がするべきことが明確になりました。今後もぜひこのようなボランティア活動に参加したいと思います」と手応えを語っています。