第54回海外研修航海の研修団が木村学長に成果を報告しました

今年2月11日から3月14日まで実施した東海大学の「第54回海外研修航海」に参加した研修団が、4月24日に湘南キャンパスで木村英樹学長らに向けて報告書を提出。研修の成果を語りました。今回の航海は「Opportunity in Every Wave:変化を舵に君(あなた)の航海へ」をテーマに掲げ、静岡市・清水港を出港。父島(東京都小笠原村)、ポンペイ(ミクロネシア連邦)、コロール(パラオ共和国)に寄港し、各地のさまざまな文化に触れるフィールドワークなどを実施し、現地の大学生らとも交流を図ってきました。

24日の報告会では研修団の森下達哉団長(工学部教授)と福原雅朗副団長(情報通信学部准教授)、海外研修航海実行委員会副委員長の岡田工教授(理系教育センター、学長室部長)が、木村学長、濱本和彦副学長、梶井龍太郎学長補佐に団役員を務めた教職員と全キャンパスから集った93名の研修学生が作成した報告書を提出。また、各地への寄港時に現地の行政機関や大学などから贈られた記念品や書籍なども手渡しました。森下団長は、「今回の航海中は大きな揺れにも見舞われず、穏やかな海で航海でき、全員が大きな病気やけがに見舞われることなく安全に帰ってくることができました」と語り、福原副団長は、「特にパラオコミュニティカレッジとの交流では学生たちが練習してきたソーラン節を披露するなど、現地の皆さんにも大変楽しんでいただけました」と成果を語りました。

木村学長は、「寄贈いただいた記念品や書籍は図書館に展示、収蔵するなどして多くの学生に見てもらう方法を考えていきます。私も研修航海の参加学生たちに触れ合い、人間的な成長を感じました。今後も研修航海の魅力を伝え、多くの学生に参加してもらえれば」と話しています。