「東海大学人力飛行機チーム」と「海中美化プロジェクト」が旧三保飛行場周辺の海岸で海岸清掃を行いました

ToCoチャレの「東海大学人力飛行機チーム」と「海中美化プロジェクト」が6月21日に、静岡市・三保半島先端に位置する旧三保飛行場周辺の海岸で、プロジェクト交流会の一環として清掃活動を行いました。

湘南キャンパスで活動する東海大学人力飛行機チームは、7月26日に滋賀県・琵琶湖で開かれる「鳥人間コンテスト2025」への出場に向けて、静岡市・富士川滑空場で週末にかけてテストフライトを実施しています。一方、月に1、2回ほど静岡キャンパス近隣の三保地域の海岸清掃に取り組む海中美化プロジェクトは、毎年鳥人間コンテストで着水した機体の回収をサポートしています。今回の交流会は、両プロジェクトが共通するイベントに関わっていることから互いの理解を深めようと、プロジェクト幹部が中心となって企画したものです。

当日は、計28名の学生が参加。学生たちはプロジェクトの垣根を越えてグループに分かれ、海岸を歩きながら釣り糸やペットボトル、発泡スチロールなどを拾い集めました。1時間かけて清掃した結果、7.42kgのごみを回収。東海大学人力飛行機チームのリーダーを務める萩生田匠さん(工学部3年次生)は、「日ごろの活動はものづくりが中心なので、初めて清掃活動に取り組みました。予想以上にプラスチックごみが多く驚きました。今後も互いの知識や技術を交換できるコラボレーション企画を開けたらうれしい」とコメント。海中美化プロジェクトのリーダーの満田かなんさん(海洋学部3年次生)は、「日ごろの清掃活動で集められる量は多くても5kgほどなので、今回これほど回収できたのは東海大学人力飛行機チームの皆さんのおかげです。また、私たちは海岸での清掃活動やその結果を地域住民の皆さんや子どもたちに伝える活動も行っていますが、海洋系が専門でない学生に向けた説明や一緒に清掃をしたことで、プレゼンテーションの際の新たな視点も得られました」と話していました。

鳥人間コンテスト出場に関する東海大学人力飛行機チームの記事は、こちらをご覧ください。