湘南キャンパスで12月12日から14日まで、「第3回安全転倒国際会議」(主催=イギリス・ハートフォードシャー大学、東海大学体育学部)を開催しました。世界中で高齢化が進む中、ヨーロッパを中心に柔道の「受け身」が高齢者の転倒やけがの防止につながると注目されています。この国際会議は、受け身について各国の最新研究や取り組み事例を共有することを目的に、2023年度から本学のキャンパスを会場に開かれています。今回は10カ国から研究者や柔道関係者、学生ら約70名が参加しました。

初日には、主催者であるハートフォードシャー大学のマイク・カラン教授と本学体育学部学部長の内山秀一教授があいさつ。カラン教授は、「多くの柔道家が憧れを抱く東海大学で、このような国際的な学会を開催できましたことを大変うれしく、また光栄に感じております」と語り、内山学部長は、「世界的に高齢化が進む中で、高齢者の健康な生活をいかに守っていくかは、国境を越えた共通の課題です。安全な転び方に関する研究がさらに発展することはもちろん、ここに集まった皆さまのネットワークが課題解決に向けた力となることを期待しています」と話しました。
期間中は、12号館で受け身や転倒予防に関する研究について、プレゼンテーションとポスターセッションを実施。体育学部の吉田岳非常勤講師(本学男子柔道部アシスタントコーチ)と、柔道の選手として活躍しながら専門学校に通い、付属高輪台高校の柔道部を指導する池田希さん(大学院体育学研究科22年度修了・いけだ接骨院)が日ごろの研究成果を披露しました。武道場では、転倒時に受け身を取るポイントについてデモンストレーションなどが行われ、本学柔道部の光本健次師範(NPO法人JUDOs)が日本国内で行われている受け身の指導方法を解説しました。また、参加者たちは松前記念館も見学し、水島久光館長(文化社会学部教授)が東海大学の先駆けの精神と特色ある活動を紹介しました。





