水産学科が公開セミナー「水産学科の深さと広さを知ろう!」を開催しました

海洋学部水産学科が3月7日にJR静岡駅ビル「パルシェ」で、公開セミナー「水産学科の深さと広さを知ろう!」を開催しました。本セミナーは、本学科の特徴を中高校生や一般の方々に伝え、教育・研究成果を広く社会に還元するとともに、海洋への理解を深めて水産に関心を持ってもらおうと毎年開いているものです。午前と午後の2部制で、本学科の教員8名が登壇。オンラインを含めて約50名が聴講しました。

本学科では、水生生物の生態や分類、増養殖および持続的利用に関する「生物生産学分野」、食品の加工・製造、食の機能、安全・安心に関する「食品科学分野」それぞれの知識や技術を学べます。午前の講演では、生物生産学分野の髙見宗広講師、松浦弘行准教授、秋山信彦教授、太田勇太助教が、学園の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174t)や小型舟艇「北斗」を用いた授業の紹介をはじめ、プランクトンやマダコに関する最新研究、学科で取得できる学芸員資格を解説しました。午後は、食品科学分野の平塚聖一教授、後藤慶一教授、清水宗茂教授、浅川倫宏准教授が登壇。水産物の生産から消費までの流れやAIを活用したマグロの品質選別研究、地域食材を活用した商品開発、海洋天然物の毒性研究について語りました。

各部の最後には質疑応答の時間を設け、「学芸員になるために高校生のうちから勉強した方がいいことはありますか?」「深海魚が三保松原に打ち上がる時期や場所、その理由は?」などといった質問が寄せられました。参加者は、「海洋生物に興味があり、具体的にどのような研究が行われているのか、先生から直接聞きたくて参加しました。生き物以外にも、食品に関連する研究など、想像以上に幅広い研究に取り組んでいることを知れて、より海洋学部水産学科を志望する気持ちが高まりました」と話していました。

なお、当日のプログラムは以下の通りです。

【午前の部 生物生産学分野】
・「深海魚の採集方法」
講演者:水産学科 髙見宗広講師
・「深海のプランクトン」
講演者:水産学科 松浦弘行准教授
・「マダコの飼育と繁殖」
講演者:水産学科 秋山信彦教授
・「学芸員のシカクとシゴト」
講演者:水産学科 太田勇太助教
・質疑

【午後の部 食品科学分野】
・「魚の生産から消費まで」
講演者:水産学科 平塚聖一教授
・「~マグロの美味しさ♡の謎に迫る!~(マグロ-筋肉痛)×超音波AI=なに?」
講演者:水産学科 後藤慶一教授
・「海の恵みを生かした特長のある食品開発へ挑戦!」
講演者:水産学科 清水宗茂教授
・「海の毒の裏の顔」
講演者:水産学科 浅川倫宏准教授
・質疑