東海大学の第55回海外研修航海の研修団一行を乗せた学園の海洋調査研修船「望星丸」(国際総トン数=2174トン)が3月14日に、沖縄県・宮古島の平良港に寄港。東海大学連合後援会や沖縄県校友会、同後援会、同白鷗会、同窓会沖縄支部などの会員ら多数が研修学生たちを出迎え、歓迎イベントも行いました。

第55回海外研修航海は、2月17日に静岡市・清水港を出港。これまでポンペイ(ミクロネシア連邦)、コロール(パラオ共和国)を巡り、世界遺産の見学やフィールドワークを通して現地の文化や歴史への理解を深めたほか、パラオでは船上文化交流会を開くなど国際交流の輪を広げてきました。宮古島には3月13日に到着予定でしたが、強風の影響を受け入港を見合わせて沖合に投錨し、風が弱まった14日午前に平良港へと着岸しました。岸壁では、連合後援会の二重作昌明会長と沖縄県後援会の外間康洋会長を中心に、沖縄県校友会の上里一雄代表幹事、沖縄県白鷗会の横田克信会長、同窓会沖縄支部の城間忠事務局長らが多数の校友会員に加え、2月に開催された宮古島大学駅伝で本学陸上競技部駅伝チームが応援を受けた宮古島市陸上競技協会の本村邦彦顧問らも駆けつけ、本学教職員と共に歓迎の横断幕やのぼりを掲げ、校旗の小旗を振って望星丸を出迎えました。
その後、研修団は入国手続きを経て島内での研修に出発。宮古島観光協会の協力を得て、文化、アクティビティ体験などに臨みました。船内では、校友会関係者や市民向けに見学会と、海外研修航海実行委員長を務める岡田工教授(理系教育センター)による講演会を開催。望星丸の豊田力船長自ら参加者をブリッジへと案内し、各種レーダーの役割や計器の読み方、操舵時の注意点など操船に関わるポイントを詳細に説明しました。岡田教授の講演では、今回の研修航海の概要や各地から送られてきた研修の様子を捉えた写真を紹介しました。

15日の午前中には、NPO法人宮古島海の環境ネットワークの指導を受け、東平安名ビーチで「ビーチクリーン」を実施。現地では学生たちを激励するため本学の木村英樹学長や二重作会長、沖縄県後援会のメンバーらも合流。浜辺に漂着したペットボトルといったプラスチックごみなどを回収し、終了後にはバーコードからどこの国・地域から流れたものか読み取る分析作業も体験しました。望星丸に帰船後は、船内の学生食堂で木村学長による講話も実施し、「公務のため清水港での出港式に出席できなかったこともあり、宮古島で皆さんにエールを送りたいと考えこちらに訪問しました。私も東海大学在学中に第19回海外研修航海に参加していますが、そこで得た友人たちとの深い絆は今でも残っています。皆さんも多くの仲間と出会ったことと思います。残り少ない時間ではありますが、充実した航海にして、また元気で清水港でお会いしましょう」と語りかけました。
夕刻の出港に合わせて、岸壁では出迎え時と同様に学園関係者がそろって学生たちにエールを送り、琉球国祭り太鼓宮古支部によるエイサーの演舞で研修団を乗せた望星丸を見送りました。沖縄県後援会の外間会長は、「研修航海は、学生の視野を広げ、成長を図る素晴らしい取り組みだと感じています。その一行を乗せた望星丸が沖縄県に来訪するにあたって、本会としても学生たちを盛り上げたいと連合後援会や大学当局の皆さんと連携して企画を進めました。旅の思い出の一コマに残ってくれればうれしい。今後もさまざまな形で大学と連携していきます」と話していました。
望星丸はこの後、沖縄本島沖や奄美大島沖を経て北上。3月20日に清水港へ帰港する予定です。














