静岡キャンパスで活動する学生サークル「水族応用生態研究会」が5月23日に、静岡市清水区の商業施設「エスパルスドリームプラザ」で「ミニ水族館」を開催しました。このイベントは、駿河湾などに生息する海洋生物の魅力を多くの人たちに伝えようと、2024年度から実施しているものです。

学生たちはイベントに向けて、4月から準備を開始。静岡県内各地の沿岸に足を運び、魚や貝類、カニなどの水棲生物を素潜りや網で採集し、砂地に岩が点在する駿河湾の海底環境を再現するために石や砂といった素材も集めてきました。当日は、ナベカやノコギリヨウジウオなどの生き物を紹介する水槽と魚類の骨格標本を展示。学生が手書きした展示内容のイラストや、日ごろの採集で使うウェットスーツなどの道具を飾りました。ショウジンガニや貝類に触れて観察できる「タッチプール」では、恐る恐るカニに触りながら、「ザラザラしてる」「硬い!」と話す子どもや、来場者一人ひとりに生態を説明する学生の姿が見られました。来場者からは、「昨年度に続いてこのイベントに来ました。毎年違った魚が展示されていて面白い」「学生が優しく解説してくれてうれしかった」といった感想が寄せられました。
部長の宮崎光琉さん(海洋学部3年次生)は、「自分たちが日ごろの活動で見ている海中の様子をできるだけ忠実に再現できるよう、複数の生物を同じ水槽で展示しました。イベントを通して、身近な海であり日本一深い駿河湾でどのような生物が暮らしているのかを知ってもらえたらうれしい」と話しています。さらに同研究会と水棲環境研究会では、6月27日にドリームプラザ内「umitomo park」で、川と海の生き物に関する展示イベントを開催予定です。宮崎さんは、「これからもさまざまなイベントを通じて、駿河湾や水生生物の魅力を発信していきたい」と意気込んでいます。




