ToCoチャレの「サイエンスコミュニケーター」が8月6日に湘南キャンパスで、「世界一行きたい科学広場 in 湘南 2026」を開催しました。本イベントは、地域の子どもたちに科学の楽しさを伝え、自ら考え、学ぶきっかけをつくることを目的とした体験型科学イベントです。新型コロナウイルス感染症の影響による中断を経て、湘南キャンパスでは2019年以来7年ぶりの開催となりました。当日は17、18、19号館を会場に、各学部学科やToCoチャレの8団体をはじめ、学内外の21団体が多彩な企画を出展。地域住民ら約1000名が来場しました。


19号館では、科学教育の普及活動に取り組むNPO法人ガリレオ工房の滝川洋二名誉理事長と工学部応用化学科の秋山泰伸教授が実験ショーを実施し、サイエンスコミュニケーターのメンバーが運営をサポート。滝川名誉理事長による「空気のふしぎ大探検!空気砲・風力発電作り」では空気とエネルギーをテーマに、巨大空気砲や大きさの違う2つの風船を使った実験、ストローとモーターで発電に挑戦しました。工学部応用化学科の秋山泰伸教授は「夏こそカラフル&チョー冷たい実験ショー」で、液体窒素に風船や花、バナナなどを入れて状態の変化を披露する実験を行いました。
また、19号館ではほかにもブース企画を3フロアにわたって実施。理学部の櫛田淳子教授らによる「バーチャルプラネタリウム体験」や、政治経済学部の青木孝子講師らによる「算数・数学のふしぎを体験しよう」、技術職員による「オリジナルキーホルダーづくり」に多くの来場者が行列をつくりました。ToCoチャレ「海中美化プロジェクト」「スポーツ社会貢献プロジェクト」「東海大学学生ロケットプロジェクト」「海の技術を教え隊プロジェクト」は、各プロジェクトの活動に関係する物を使ったワークショップを行いました。「電波でつながる大冒険」では、教職員の案内で来場者がアマチュア無線による通信を体験しました。






17号館では、今年度完成したデジタルメディア研究施設「情報理工学部クリエイティブメディアラボ」を公開し、VRが専門の濱本和彦副学長(情報理工学部教授)と学生の解説で来場者が没入空間を体験。ToCoチャレ「東海大学ソーラーカーチーム」によるソーラーカーの展示や、ライトを照らしてミニソーラーカーを動かす「ソーラーカーカップ」も人気を博しました。18号館では、サイエンスコミュニケーターが蓄光粉とブラックライトなどで指紋を観察する実験を、ToCoチャレ「先端技術コミュニティACOT」がドローン操縦とVR体験、ToCoチャレ「東海大学人力飛行機チームTUMPA」が機体展示を行いました。さらに、工学部応用化学科の学生による「シャボン玉に入ってみよう!」では、緊張した表情で巨大シャボン玉に入る子どもたちの姿も見られました。
来場者からは、「実験やワークショップなど、科学に関するさまざまな体験ができて楽しかった」「“あれやりたい!”“次はこっちに行きたい!”と子どもが率先して楽しむ姿が見られました。大学生たちは子どもからの質問にも親切に対応してくれてありがたかったです」といった感想が寄せられました。
サイエンスコミュニケーターのプロジェクトリーダーを務める井上咲笑さん(工学部3年次生)は、「実験や工作を通して子どもたちに科学を学んでもらうきっかけをつくりたいと、7年ぶりの開催に向けて昨年12月ごろから本格的な準備を始めました。学内外の団体から協力いただき、幅広い企画内容のイベントを開催でき、子どもたちの笑顔が見られてうれしかったです」と話し、「他の団体のブースを見て、実験ショーやワークショップの内容や子どもたちへの話し方など、私たちも学びを得られました。今後の活動に生かしていきたい」と意気込んでいました。







