
農学部では8月25日に阿蘇くまもと臨空キャンパスで、付属熊本星翔高校と連携してブルーベリージャムとチーズを製造しました。昨年度、同高生徒会顧問の髙﨑修一郎教諭から星良和学部長に「生徒たちが将来を考えるうえでさまざまな選択肢を持てるように、農学部の魅力を伝えたい」と相談があり、農学科の佐伯爽講師と研究室の学生が協力してブルーベリージャムを製造。今年度は新たにチーズ作りにも挑戦し、11月2日に同高で開かれる「星翔祭」でブルーベリージャムと、製造したチーズを使ったピザトーストを販売する予定です。
生徒会と放送部の生徒約20名は7月に阿蘇フィールドと臨空キャンパスを訪れ、佐伯講師や学生たちとともにブルーベリーを収穫。今回は食品加工教育実習棟の農産加工室で、農学部農学教育実習センターの伊藤正規技術職員、石井直行技術職員らの指導を受けながらブルーベリー約20kgを選別してジャムに加工し、瓶詰めしました。チーズの製造には浦部一浩技術職員も指導に加わり、原料乳の殺菌やカッティング、練り上げ、成形まで体験しました。今後はジャムのオリジナルラベルを制作する予定です。





松村海陽菜さん(3年・当時生徒会長)は、「5月に行った生徒会合宿に佐伯先生や大学院生にも加わってもらい、今年の活動について話し合う中で、昨年よりレベルアップしてチーズも作ることにしました。普段食べているものを自分で作り、こんなにもたくさんの手間暇がかかっているのだと実感しました。もともと理系の学科に興味があり、昨年からこうして農学部の実習を体験する中で、進路も定まってきました」とコメント。高﨑教諭は、「今回参加した生徒が農学部の魅力を発信し、全校生徒や保護者にも知ってもらいたいと考えています。付属高校ならではの企画として今後も続けていきたい」と話しました。佐伯講師は、「農学部と聞くと畑をイメージしがちですが、農産物を生産するだけでなく、加工するのも農学の世界なのだと知ってもらう機会になったと感じています。一方的に何かを教えるのではなく、生徒自身のアイデアや“やってみたい”を形にできるように今後も協力していきたい」と話していました。





