2026年度の春学期学位授与式を挙行しました

東海大学では9月18日に湘南キャンパスで、2026年度春学期学位授与式を執り行いました。本学では毎年春学期と秋学期の2回、学位授与式を開いています。今春学期は、湘南キャンパスの大学院から博士学位取得者16名(課程博士12名、論文博士4名)、修士学位取得者18名が修了し、学部から243名が卒業を迎えました。なお、同日には静岡と熊本の両キャンパスでも春学期学位授与式を執り行っており、札幌キャンパスでは24日に挙行します。

湘南キャンパス2号館で行った式典では、建学の歌斉唱に続いて学位記を授与。木村英樹学長が式辞を述べ、自然災害の増加、エネルギー問題、地球温暖化など現代社会が抱えるさまざまな課題に触れ、「これらは一人の力や一つの国だけで解決できるものではなく、人と人とが連携、協力して取り組むことが重要です。AIが人間の仕事を担う時代が近づいているとされる中でも、人と人が協力し合い、一つの課題に向かって取り組むことは当面AIにはできません。皆さんは東海大学で多くの友人や先生方とのつながりを得ました。これは一生の財産です。ぜひ社会に出ても、この経験を生かして活躍してください」と呼びかけました。

続いて、学校法人東海大学の松前義昭総長・理事長が成績優秀者に総長賞を授与し、続けて祝辞を述べました。卒業生、修了生がこれから社会に出ていくに当たり、積極的に仕事に取り組み、失敗も仕事を通じた経験として前向きに受け止めることの大切さを説明。「本学の創立者・松前重義博士は建学に当たって『若き日に』から始まる『思想を培え』『体躯を養え』『智能を磨け』『希望を星につなげ』という四つの言葉を残しました。『若き日に』は人の一生における青春の心を持った人のことです。続く言葉はその青春を保つための手段であり、人生をより良くするためのものです。本日皆さんが授与された学位記はそのための一要素です。『希望を星につなげ』は人生における青春をいつまでも続けよという創立者の強い希望と願いが込められています。自分自身の存在意義を常に考えながら夢を追い、人生の目的を明確に持って歩んでください」と語りました。

最後に、大学院医学研究科先端医科学専攻を修了した長瀬駿介さんが修了生・卒業生を代表して答辞を述べました。新型コロナウイルス感染症の影響で対面授業がオンラインに切り替わった時期や、博士論文の執筆中に図書館などの利用が制限された経験を振り返りながら、「ここまで私たちを導いてくださった先生方、職員の皆さま、そして家族に心より感謝申し上げます」と謝意を表しました。