旭川キャンパス跡地の寄贈に対し、旭川市から感謝状が贈られました

学校法人東海大学では今年3月31日に、2013年度末に閉鎖した東海大学旭川キャンパスの土地・建物を旭川市に寄贈。6月1日には旭川市役所で、西川将人市長から松前義昭理事長に感謝状が贈られました。

旭川キャンパスには1972年に工芸短期大学を開設。77年からは北海道東海大学芸術工学部(2008年度から東海大学芸術工学部)を置き、建築やデザインに関する教育研究に取り組んできました。10年度からは札幌キャンパスに芸術工学部の理念を引き継ぐ、国際文化学部デザイン文化学科を設置しています。旧キャンパスは約35000平方メートルの敷地で、ほとんどの建物は解体しましたが、グラウンドのほか芸術工学研究館と松前記念図書館等が残っていました。

感謝状は、キャンパスの土地と建物の寄贈によって地域活性化の推進に寄与するものとして贈られました。授与式には西川市長、松前理事長をはじめ市・大学の関係者が出席。西川市長から感謝状を受け取った松前理事長は、「旭川キャンパスは本学にとっても歴史的な場所であり、何らかの形で跡地が活用され旭川市に役立てばと寄贈を決定しました」と語りました。

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