総合研究機構「プロジェクト研究」成果発表会を開催しました

2015年03月18日

東海大学総合研究機構の2014年度「プロジェクト研究」成果発表会を3月3日、湘南キャンパス17号館で開催しました。本機構は研究の社会的使命を果たし、国際的なアクティビティを発揮し、人類社会の発展に貢献するため、1976年に発足。学園の広範な研究活動の有機的結合や、研究・運営・開発を統合するとともに、外部機関との共同研究、受託研究を積極的に推進し、産・官・学の積極的な研究交流をベースに目的の達成を目指しています。「プロジェクト研究」は、学内の教員を対象に、戦略的及び重点的に取り組む研究、将来的展開が可能なプロジェクトを重視し、競争的研究資金を獲得する研究を公募し、育成・支援するもので、3年間の採択期間を設けています。

発表会は採択2年目の研究については途中経過を報告し、最終年度となる3年目を迎えた研究はその成果を披露するもので、教職員をはじめ大学院生や学生ら多数が参加しました。まず、吉田一也副学長(研究担当・工学部長)が挨拶に立ち、「今回発表される研究はどれも学内から非常に高い期待を持たれているものです。この機会に今ある力をさらに社会に向けて表現し、外部研究資金の獲得につなげてほしいと考えています」と語りました。続いて各プロジェクト研究の代表者や研究参加者が登壇し、それぞれの研究テーマについてその成果を発表。どの発表に対しても会場からは次々と質問が寄せられ、熱心な質疑応答が交わされました。最後に研究推進部の小島直也部長(工学部教授)が、「9件ともとても興味深い内容の発表がありました。採択期間の3年を終えた研究はもとより、2年目のものも含めますますの発展を図り、新しい芽を出すことを期待しています」と締めくくりました。

研究テーマと研究代表者は以下の通りです(発表順)。

「元素の特徴を生かした機能性有機物質の創製」岩岡道夫教授(理学部化学科)
「高効率排熱回生熱音響発電機の研究」長谷川真也講師(工学部動力機械工学科)
「フラクトオリゴ糖高含有ヤーコンシロップの開発に関する研究」黒田泰弘講師(工学部生命化学科)
「二酸化チタン層の精密制御による色素増感太陽電池の高機能化」功刀義人教授(工学部応用化学科)
「東海大学所蔵古代エジプト・パピルス文書の修復保存・解読・出版に関わる国際プロジェクト」北條芳隆教授(文学部歴史学科考古学専攻)
「重症心不全に対する新規ハイブリッド治療の確立へ向けた、対象患者における心臓幹細胞の機能解析」長泰則准教授(医学部医学科外科学系)
「X線マイクロトモグラフィ法による脳組織の三次元構造解析研究」水谷隆太教授(工学部生命化学科)
「高齢者におけるいわゆる隠れ肥満が健康障害を惹起するメカニズムの解析とその具体的改善策の探索」西﨑泰弘教授(医学部医学科基盤診療学系)
「血液の動的水構造解析による酸化ストレス性疾患病態診断法の開発」増田治史准教授(医学部医学科基盤診療学系)

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