マイクロ・ナノ研究開発センターのキックオフミーティングを実施しました

マイクロ・ナノ研究開発センターでは5月11日に、湘南キャンパス12号館で、「MNTC 2019 キックオフミーティング」を開催しました。本センターは、文部科学省の平成26年度私立大学戦略的研究基盤形成事業の採択を受けた研究プロジェクト「高分子超薄膜から創成する次世代医用技術」(代表者=理学部物理学科・喜多理王教授)の一環で設置された研究所です。今年3月に同事業の支援期間を終えましたが、4月から本学の付置研究所の一つとして新たな一歩を踏み出したことから、より活発な研究活動を展開するきっかけにしようと実施したものです。

本センターではこれまで、理学部、工学部、医学部などの教員8名が中心となって研究活動を展開してきました。今年度からは文化社会学部、政治経済学部、創造科学技術研究機構などから30名の研究者が所属。これまで取り組んできた高分子超薄膜技術の医療応用を目指す研究をさらに推進するとともに、医理工連携や文理など学問分野の領域を超えた研究を支援していきます。ミーティングでは、研究者が自らの研究内容や今後連携を希望する研究内容などを紹介し、今後の連携や共同研究に向けた意見交換も行いました。

喜多理王所長(理学部教授)は、「5年間の活動をもとに、研究基盤としての役割をさらに発展させることが本センターの使命だととらえています。高度な光学機器を備えたイメージング研究センターとの有機的な融合を図りつつ、これまで進めてきた異分野融合をさらに発展させ、本学の“峰”となる研究成果を生み出したい」と話しています。

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