湘南キャンパスの硬式野球部が明治神宮野球大会の準決勝で敗れベスト4となりました

湘南キャンパスの硬式野球部が11月19日に行われた明治神宮野球大会準決勝で関西大学(関西五連盟第一代表)と対戦。7―8で敗れました。

東海大は初回表に3点を失うものの、その裏からすぐに反撃。海野隆司選手(体育学部4年次生)の右中間への二塁打などでランナー二、三塁の好機をつくると、5番の小松勇輝選手(同1年次生)が2日連続となる2点適時三塁打。4回には安打で出塁した海野選手を犠打などで堅実に三塁まで進めると、串畑勇誠選手(同3年次生)がレフト戦を破る適時二塁打を放ち3-3の同点に追いつきました。5回には1死満塁のピンチを背負うも、この回から登板した原田泰成選手(同4年次生)が粘りの投球で2三振を奪うなど無失点で切り抜けます。続く5回には先頭の竹内紘生選手(同2年次生)の左翼への本塁打で勝ち越しました。しかし、7回に四球と安打でランナーを背負いそのまま3失点で逆転を許してしまいます。8回に海野選手の犠牲フライで1点を返し1点差に迫ると、9回には四球で出塁した串畑選手を三塁まで進め、千野啓二郎選手(同4年次生)がセンター前に同点適時打を放ち、タイブレークに突入します。延長10回表、適時二塁打と押し出し死球で2点のリードを許すも、2死一、二塁の場面で植村祐介選手(同)の左前適時打で1点を返します。しかし、続く串畑選手が内野ゴロに倒れ、7―8で試合を終えました。

安藤強監督(東海大職員)は、「主将の長倉蓮(体育学部4年次生)を中心に4年生がチームを引っ張り、春秋ともに全国ベスト4まで勝ち進むことができましたが、やはりトーナメントはミスしたほうが負け。選手たちは1球、1打の大切さを感じたと思いますし、3年次生以下の投手陣も多くの経験を積んだので、来年につなげていきたい」とコメント。長倉主将は、「日ごろから“最後まで何が起こるかわからない”と言い続けてきたことが、今日の逆転や勝ち越しにつながったと思います。日本一を目指してやってきたので悔いはありますが、やれることはやりきりました。日本一は後輩たちに託したい」と語りました。

また、この試合でも湘南キャンパスの応援団やチアリーディング部、吹奏楽研究会の学生が球場に駆けつけ、スタンドから声援を送りました。皆さまのご声援、ありがとうございました。

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