「TOKAIグローカルフェスタ2018」を開催しました

湘南キャンパスで10月20日に、「TOKAIグローカルフェスタ2018」を開催しました。地域連携センターによる「キャンパス大学開放事業」の一環として、本学と包括協定を結ぶ平塚市、秦野市、伊勢原市と連携して大学を市民に開放するオープンキャンパス型のイベントです。3回目の開催となる今回は59にわたるプログラムを用意し、本学チャレンジセンターの「チャレンジプロジェクト中間報告会」も同日に開催し、1500名をこえる来場者を迎えました。

10号館と13号館では教養学部芸術学科による「おひろめ芸術祭」を行い、音楽学課程、美術学課程、デザイン学課程の学生と教員らによるコンサートやデザインワークショップなど多彩な企画を催しました。10号館では教養学部人間環境学科自然環境課程が「環境教室」を開催。身近な草花を用いた工作体験や金目川の生きものを展示するミニ水族館が好評を博しました。8号館の「国際フェア」(主催=国際教育センター)では、留学生や外国語を学ぶ学生らが国や地域に分けた20のブースを出展して各国の文化を紹介したほか、フラメンコやベネズエラ音楽のコンサートなどのステージイベントや、各国ブースの代表者と吹奏楽研究会が学内をパレードする国際フェアパレードも行い花を添えました。

松前記念館では、課程資格教育センターが「TOKAI×MUSEUM GO!!」と題して彫刻のワークショップや自然とアートをテーマにした「井戸端フォーラム~話しのネタは『たね』~」を実施。本学チャレンジセンターによる「チャレンジフェア」では、14号館で各プロジェクトが活動成果をポスターセッション形式で発表する「チャレンジプロジェクト中間報告会」を行ったほか、2号館前ではライトパワープロジェクトがソーラーカーと人力飛行機を、Tokai Formula Clubがフォーミュラカーを展示。今年9月に「Sasol Solar Challenge2018」で準優勝したライトパワープロジェクトのソーラーカーチームは富士見通りでのマシンの試走と2号館前での準優勝報告会を実施しました。14号館では「創エネ・省エネ技術の最先端」として、廃熱回生熱音響システムなど本学が研究開発に取り組んでいるエネルギー関連の最先端技術をパネル展示や講演会で紹介。「親子で楽しむ防災広場」では、液状化の仕組みを学ぶ実験や防災に関するワークショップ、3号館前でのはしご車搭乗体験など、参加者がさまざまな形で防災・減災への理解を深めました。1、2、8号館、松前記念館前では「湘南マルシェ」と題して、平塚市、秦野市、伊勢原市、神奈川県の福祉団体や漁業協同組合など全17団体が軽食販売やワークショップ、ボッチャ体験などを展開。4、11、12、13号館に開設されている各図書館では館内を一般開放する「Open Library」を実施し、大学と地域が一体となってイベントを盛り上げました。

また、14号館では2つの新企画も実施。工学部応用化学科の秋山泰伸教授と学生による「科学の力でクッキング!?」では、「ドクターアキヤマとそっくり食品を作ろう!」と題して、ミートボールに見立てた生ゴム、“スライム”に人工雪を乗せたかき氷、“人工イクラ”ののり巻きを作成。子どもたちはもちろん大人も興味津々で、学生たちは参加者の疑問に丁寧に答えていました。健康学部健康マネジメント学科は「目指せ!KENKOレンジャー!!」を初開催しました。目隠しをして歩行や車イスを体験する「しゃかいのKENKO」、主食や副菜、主菜などが描かれたぬりえに色をつけてランチョンマットを作る「たべもののKENKO」など学生と教員が考えた4つのブースを回ると、顔写真入りの「KENKOレンジャー認定証」がもらえる企画に、多くの来場者が集まりました。

地域連携センターの池村明生所長(教養学部教授)は、「3回目の開催を迎え、本イベントが学生や地域住民にも浸透してきたように感じます。来年以降も各自治体と協力して、より多くの地域住民の方に参加してもらいたい」と語りました。

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