「2018年度春学期 社会福祉現場実習報告会」を実施しました

2018年05月18日

健康科学部社会福祉学科では5月10日と17日に伊勢原キャンパスで、「2018年度春学期 社会福祉現場実習報告会」を実施しました。社会福祉士の国家資格を取得するためには180時間以上の現場実習が義務付けられており、本学科では援助技術の習得を主な目的として、福祉事務所や医療機関、老人・母子・障害者の支援施設などでの現場実習を開講しています。本報告会は、春季休暇中に実習に取り組んだ4年次生26名が自身の学びを振り返り、学生間でその成果を共有するとともに、これから実習に臨む3年次生に学習への意識を高めてもらおうと開いたものです。学生や教員をはじめ施設の実習指導者ら約160名が参加しました。

福祉事務所で実習した学生は、「多職種が機能的に連携するためには、情報を適確に伝え、共有することが重要だと学びました」「相談者や家族に寄り添うと当時に、客観的に状況を分析して対応方法を考えるため、一定の距離感を保つことも大切だと実感しました」などと振り返りました。また、病院で実習した学生は、「ソーシャルワークにおける対人援助技術であるバイスティックの7原則について実践的に学びました。今回の体験を生かしながら、さらに知識や技術を身につけて、真に人々に貢献できる社会福祉士を目指します」と意欲を見せていました。各発表後には参加者との間で活発な質疑応答を交わしました。

実習指導者からは、「相談者から信頼されるためのコミュニケーションについて常に意識して学んでほしい」「実習を通じて、一人ひとりの相談者の支援について幅広い視点から考えることの大切さを理解してくれたと感じています。皆さんの今後に期待しています」といったアドバイスや励ましの言葉が送られました。参加した3年次生は、「自分の実習計画作成に向けて、現場で学ぶべきポイントを明確にすることができました。実習では、わからないことをあいまいにせずに、しっかりと学びたい」と話していました。

指導にあたった船水浩行教授は、「実習では、各施設で実体験した社会福祉士の役割などについて、学内で学んだソーシャルワークに関する知識や技術だけでなく、価値や倫理までをも結び付けて考察します。4年次生は他の学生の発表を聴くことで自分の課題をもう一度整理し、今後に生かしてほしい。3年次生は夏季休暇以降の実習の準備に役立ててほしい」と語っています。

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