健康科学部社会福祉学科の4年次生が「介護福祉現場実習報告会」を実施しました

2018年07月17日

健康科学部社会福祉学科では7月5日に伊勢原キャンパスで、「2018年度介護福祉現場実習報告会」を実施しました。介護コースを選択している4年次生5名が、介護福祉士になるための必須科目である「介護福祉現場実習Ⅳ」として、2月に特別養護老人ホームなどの施設で取り組んだ実習の成果を発表。介護福祉士を目指す2、3年次生や教員をはじめ、施設の指導者や卒業生ら約50名が聴講しました。

はじめに、学科主任の船水浩行教授が登壇。実習指導者に謝辞を述べ、「各自の報告を聞いた上で、さらにご指導をいただきたいと思います」とあいさつしました。続いて介護コース主任の中野いずみ教授が、「介護コースの学生だけでなく、大学院生や介護に興味のある学生ら多数が参加してくれました。この報告会を『合同勉強会』と捉え、積極的に意見を交わしてください」と語りました。

学生たちは、アセスメント結果に基づくケアプランの立案や支援の実践、結果、考察といった一連の介護過程と自身の学びについて、パワーポイントを用いて報告。「自分にとっての『やりやすさ』ではなく、利用者さんの立場に立った『やりやすさ』を考えなければならないと痛感しました」「先輩方と相談しながら、新しいケアの方法を提案していける介護福祉士になりたい」など、実習の成果や今後の課題、抱負について語りました。各発表後には活発な質疑応答や意見交換を行いました。

聴講した3年次生は、「施設を利用する方のニーズの推測や介護計画の立案など、重要なポイントを学ぶことができました。しっかりと事前学習をして実習に臨みたい」と真剣な表情でコメント。卒業生は、「介護福祉士として働きはじめて2年目になりますが、今の自分の仕事を振り返る機会になりました」と感想を話していました。また、実習指導者からは、「失敗を糧にしてよりよいケアにつなげることが大切」「利用者さんの言動は小さなことも見逃さず、ニーズを考え、QOLの向上に生かす姿勢を忘れずにいてほしい」などと、励ましの言葉が送られました。

学生の指導にあたった渡邊祐紀講師は、「情報を集めて方針を決定し、行動するといった仕事の過程においては、自分の意思決定のあり方が思った以上に見えるものです。介護も同じで、ケアには“人”が表れます。実習を通じて介護原論や概論などの講義で学んだ哲学的な内容が実践と結びついていることを理解するとともに、実践した支援の丁寧な考察により、自分のあり方を振り返り、修正していく力を高められたと思います。今後も、支援の方法や思考過程を常に振り返り、よりよいケアを考え続けられる人になってほしいと願っています」と学生への期待を語っていました。

一覧へ戻る