海洋学部の学生が「日本海洋人間学会第8回大会」で奨励賞を受賞しました

海洋学部海洋生物学科4年次生の幸田嵩登さんが、9月22日に東京海洋大学品川キャンパスで開かれた「日本海洋人間学会第8回大会」の口頭発表セッションで奨励賞を受賞しました。同学会は、海浜・海上・海中での労働やマリンスポーツ・レジャー、海を活用した教育プログラムなど、海洋環境で活動する人々の安全確保や競技力向上などについての研究を通じて、日本の学術の発展に寄与することを目的としています。

幼いころからダイビングに親しむ幸田さんは、「レジャーダイビングにおいて単独潜水の安全性と危険性の一考察」と題した研究を発表しました。日本では安全に留意し、推奨されていないスキューバダイビングの単独潜水について、そのリスクと実用性を検証したもの。潜水指導団体へのインタビューや多くのインストラクターへのインタビューなどを行い、バディ潜水との安全性の比較や、単独潜水のリスクを減らす策をまとめました。幸田さんは、「ダイビングのライセンスを持っていれば単独潜水は可能なのですが、安全面から基本的に禁止とされているうえに、日本では許可されている区域がほとんどありません。一方で、海外では許可されている区域があることから、一定のスキルや知識を身につければリスクも減らせるのではないかと考えました。単独潜水を推奨するわけではありませんが、『こうすれば日本でもできるのではないか』という可能性を示すことは、日本中のダイバーの可能性を広げるきっかけになると信じています」と語っています。

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