医学部と健康科学部の学生有志が「成瀬ふれあい祭り」に参加しました

医学部と健康科学部の学生有志が10月26日に、伊勢原市立成瀬小学校で開催された「成瀬ふれあい祭り」に参加しました。地域の人々との交流や連携を目指し、2017年度から参加しているものです。3年目となる今回は、医学部医学科3年次生の加藤玲奈さんと小林礼佳さん、同4年次生の寺田真理さんと中島伸さん、健康科学部看護学科3年次生の野々村百恵さんと千葉茉夕香さん、同社会福祉学科3年次生の溝口光星さんの7名が医師の仕事を体験するブースを設け、多くの児童や保護者らが訪れました。

学生たちは人体の構造や医療器具の使い方を説明しながら、子どもたちに膝蓋腱やアキレス腱の反射、聴診器による心音確認を体験してもらいました。また、心臓マッサージやAED(自動体外式除細動器)の重要性についても紹介し、人形を使った実習を指導。子どもたちは体の構造について質問しながら、真剣に心臓マッサージなどに取り組んでいました。このほか、白衣や聴診器などを身に着けての写真撮影も人気を集めました。

3年目の参加となる加藤さんは、今回始めて中心になって企画。「イラストを作成するなど、年齢に応じたわかりやすい説明を工夫しました。この体験が子どもたちにとって、自身の健康への関心を高めたり、医師や看護師を目指したりするきっかけになってくれればうれしく思います。活動を通じて、地域の皆さんとの交流やコミュニケーションの大切さを実感しています。今後も仲間を募って続けたい」と意欲を見せていました。

本活動をサポートしている総合医学研究所の岡晃講師は、「日ごろ接する機会の少ない小学生や保護者と交流は、医療従事者を目指す学生にとって貴重な学びの場となります。また、成瀬小学校の児童や保護者、先生方からも大学生と触れ合う機会として歓迎されており、相互理解を深める催しにもなっていると感じています。今後も継続できるよう学生を支援したい」と話しています。

ふれあい祭り1_525.jpg

ふれあい祭り2_525.jpg

ふれあい祭り3_525.jpg