第95回東京箱根間往復大学駅伝競走総合優勝の報告会と記念パレードを開催しました

東海大学では1月26日に湘南キャンパスのある平塚市で、「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走」で初の総合優勝を果たした陸上競技部駅伝チームの「報告会」と「記念パレード」を開催しました。力強いご声援をお送りいただいた地域の皆さまにあらためて選手・監督から感謝の意を表するとともに、優勝の喜びを皆さまと分かち合いたいとの思いから、平塚市、平塚商工会議所、平塚市観光協会、平塚法人会のご協力を得て、同実行委員会を組織して準備を進めてきたものです。

記念パレードは、JR平塚駅北口のスターモール通り(銀座通り)入口にある東横INN湘南平塚北口前からひらつか市民プラザ前までの450mで実施。湘南キャンパスの吹奏楽研究会マーチングバンドの演奏に続いて、オープンカーに乗車した箱根駅伝出場選手と両角速駅伝監督(体育学部准教授)らが、沿道につめかけた約1万人あまりの市民の声援に手を振って応えました。

パレードコースに近い平塚市見附台広場を会場に開いた報告会にも、市民の皆さんら約5000人が来場。実行委員会の常盤卓嗣委員長(平塚商工会議所会頭)に続いて本学の山田清志学長が学園を代表してあいさつし、来場者への謝辞を述べるとともに「本学駅伝チームは『湘南の暴れん坊』と呼ばれてきましたが、今後は『湘南の覇者』と言っていただきたい。ただ、覇者というからには1度の優勝では困ります。連覇を重ねられるよう、今後も健闘してもらいたい」と語りました。来賓祝辞では地元・平塚選出の国会議員である河野太郎外務大臣と平塚市の落合克宏市長が登壇。河野大臣からは、「平塚の東海大が優勝して、こんなにうれしいことはありません。せっかく東海大が平塚にあるのですから、市内の子どもたちともコラボレーションしていただき、平塚から世界に羽ばたくランナーが生まれることを期待しています」との言葉が寄せられました。

応援団によるエールとチアリーディング部のパフォーマンス、湘南ひらつか織り姫からの花束贈呈に続いて、両角駅伝監督と西出仁明ヘッドコーチ(体育学部准教授)、主務の木村大周さん(政治経済学部4年次生)があいさつ。両角駅伝監督は、「平塚の皆さん、お待たせしました!」と第一声。「平塚中継所での本学への応援はどこの中継所よりも大きく、皆さんの声援が選手たちの力になりました。来季は学生駅伝三冠、箱根駅伝連覇のご期待に応えられるよう、努力していきます」と力強く誓いました。吹奏楽研究会による演奏の後、翌日に試合を控えた鬼塚翔太選手(体育学部3年次生)と体調不良の西川雄一朗選手(同)を除く8選手があいさつ。駅伝主将で9区を走った湊谷春紀選手(同4年次生)は、「駅伝主将として個性的なメンバーをまとめる苦労もありましたが、箱根駅伝ではチームが一丸となり総合優勝という結果を残すことができました。これからも次に向かって頑張っていきます」と話しました。

最後に再び応援団が選手たちにエールを送るとともに、山下泰裕副学長(スポーツ・社会連携担当)が謝辞を述べ、「46回目の出場での優勝は長い道のりでしたが、市民の皆さんと喜びを分かち合うことができ感無量です。駅伝チームはまだまだ発展途上であり、さらに成長し進化した姿を見せてくれると確信しています。1年半後には東京オリンピック・パラリンピックも控えており、本学の卒業生や学生が市民の皆さんに感動していただけるような戦いをしてくれるものと期待しています」と力強く語りました。