大学運営本部大学IR室が国際武道大学の研修に協力しました

2019年09月27日

東海大学大学運営本部大学IR室が9月25日に、千葉県勝浦市の国際武道大学が開いたFD・SD研修会に協力。大学運営本部副本部長で大学IR室の木村英樹室長(工学部教授)と八木圭太職員が講演しました。大学内のさまざまなデータを収集・分析し、その結果を教学マネジメントの改革や改善のために活用しているIR(Institutional Research)について、国際武道大学から講演依頼を受けて実施したものです。

当日は国際武道大の教職員約80名が参加。司会進行を務めた同大副学長で体育学部長の松井完太郎氏による講師紹介に続いて登壇した木村室長は、まず大学IRの概念や歴史をはじめ、IR導入のメリットなどについて解説し、「経験や勘からデータに基づいた判断に変えることで、より正確で効率的な教育が実施できるようになります。日本では文部科学省による補助金といった政策誘導によって各大学での導入が進んでいる面もありますが、大学における教育の質向上のためには教学マネジメントの強化は必須であり、大学IRは教育改革の切り札として期待されています」と説明しました。さらに本学における大学IRに関する取り組みの沿革や中央教育審議会大学教育部会が推進する大学IRを巡る最新の動向について触れるとともに、大学IR室が収集しているデータの種類を紹介。「それらの情報を把握・分析し、本学内での共有や各学部や部署へ還元することによって、さまざまな施策につなげている」と紹介しました。

続いて大学IR室にて分析を行っている八木職員が、分析用のソフトウェアやデータ解析方法をレクチャーし、BIツール※であるTableauの実演により分析結果を解説しました。最後に再び木村室長が登壇し、「IRの導入と活用は大学運営の武器にもなりますが、過去のデータが実際の現場で有効であるかどうか、注意深く検証しなくてはなりません」とまとめました。

質疑応答では、データの解析結果を各学部にフィードバックする際の手順やその方法、留意すべきポイントについて熱心な質問が寄せられたほか、「今後の大学IRの活用に向けて大変参考になった」といった感想が聞かれました。

※BIツール=「ビジネスインテリジェンスツール」の略で、企業や組織に蓄積された大量のデータを収集、蓄積、分析、報告することで、経営戦略のための迅速な意思決定を支援するためのソフトウェア

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