沼津市への土地寄付により学校法人東海大学に紺綬褒章が授与されました

2018年06月26日

学校法人東海大学にこのほど紺綬褒章が授与され、6月25日に沼津市役所で褒状伝達式が行われました。褒章は国が特定の分野における善行等を表彰するもので、紺綬褒章は公益のために私財を寄付した個人または団体を顕彰する制度です。今回の受章は、学校法人東海大学が2017年3月に旧東海大学沼津キャンパスの土地(24万3194平方m)と建物(旧4号館と同館を使用するために必要な建物および工作物等)を沼津市に寄付したことによるもので、今年2月24日付で内閣府から発令されていました。

東海大学では、1973年に海洋学部教養部として沼津市にキャンパスを設置。91年には開発工学部を置き、教育研究をはじめ人材育成や地域活性化に貢献してきました。しかし、少子化など社会情勢の変化を受け、2008年度をもって学生募集を停止。15年3月の全学部生、大学院生の卒業後はキャンパスを閉鎖していました。跡地の活用が検討される中、本学から地元自治体において地域の振興及び活性化のために活用してほしいと寄付を申し出たものです。現在はキャンパス跡地に静岡県によるアグリ・オープンイノベーション施設「AOI-PARC」が開設され、静岡県内外の研究機関や企業が互いの技術やアイデアを持ち寄り、協創して農業の生産性革新に取り組む研究に取り組んでおり、本学も参画しています。また、SMC株式会社の研究施設の立地が計画されるなど、地域産業振興のために活用されています。

伝達式には沼津市の賴重秀一市長ら市職員と本学から石丸明弘副学長(事務担当)が出席。賴重市長から石丸副学長に褒状が手渡されました。賴重市長は、「東海大学による土地の寄付が起爆剤となり同地の有効活用が進んでいます。残念ながら大学はなくなってしまいましたが、市として高等教育機関との連携も計画しており、協働の機会があればご相談したい」と語り、石丸副学長も「海洋学部の教養部時代から沼津で学んだ卒業生が各方面で活躍しています。静岡県は本学園建学の地でもあり、協力できることがあれば積極的に取り組みたい」と応えました。

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