井上弦

イノウエユヅル

教授
学位：博士（学術）

基本情報

所属

農学部 / 農学科
農学研究科 / 農学専攻

詳細情報

研究キーワード

土壌生成
環境
埋没土壌
テフラ
土壌

研究分野

ライフサイエンス植物栄養学、土壌学
環境・農学環境動態解析
自然科学一般固体地球科学

委員歴

日本土壌肥料学会第9部門（社会・文化土壌学）部門長
日本土壌肥料学会代議員
日本ペドロジー学会評議員
日本土壌肥料学会九州支部監事
日本土壌肥料学会日本土壌肥料学雑誌編集委員会常任編集委員（第５部門）
日本ペドロジー学会幹事
日本第四紀学会論文賞・奨励賞選考委員
日本土壌肥料学会土壌教育委員会委員
日本ペドロジー学会幹事

受賞

日本土壌肥料学会第19回日本土壌肥料学雑誌論文賞「京都府宇治市の茶園土壌を用いた覆下栽培の発祥時期の推定」
日本第四紀学会 2002年日本第四紀学会論文賞「都城盆地の累積性黒ボク土における炭素・窒素安定同位体自然存在比の変遷─植物珪酸体による植生変遷との対応─」

論文

キャベツ根こぶ病に対する神奈川県版ヘソディムマニュアルの作成

X 線光電子分光法による土壌粒子試料の分析

第四紀学における日本の土壌および関連するテフラの諸問題

地球科学者の視点からみた日本の地層処分政策

京都府宇治市の茶園土壌を用いた覆下栽培の発祥時期の推定

阿蘇カルデラ壁斜面における斜面崩壊の発生頻度

バックエンド問題における社会的受容性と可逆性：国際的議論から

鹿児島県竹島の鬼界アカホヤ噴火以降における黒ボク土とリュウキュウチク群落形成開始期の推定

Temporal variations in perched water and groundwater qualities at an open solid waste dumpsite in Sri Lanka

森林の過去を記録する土壌

Adsorption of Cd2+ and Pb2+ onto coconut shell biochar and biochar-mixed soil

Temperature effects on geotechnical and hydraulic properties of bentonite hydrated with inorganic salt solutions

Composition of dissolved organic nitrogen in rivers associated with wetlands

活火山データベースへの土壌学からの貢献

書籍等出版物

最新地学事典
腐植物質分析ハンドブック第２版 —標準試料を例にして
地形の辞典
土と炭化物ー炭素の隔離と貯留ー．日本土壌肥料学会編
Earth, Life, and Isotopes. Ohkouch, N., Tayasu, I., Koba, K., eds.
土壌を愛し，土壌を守る —日本の土壌，ペドロジー学会50年の集大成—．日本ペドロジー学会編

講演・口頭発表等

長崎県平戸島川内峠における野焼きが土壌に与える影響
長崎県西彼杵半島における石灰質砂岩上の土壌の特徴
近隣に活火山の無い地域に分布する黒ボク土の性状ー愛媛県久万高原町の事例ー
鬼界アカホヤテフラと池田湖テフラに挟在する埋没腐植層
石灰質砂岩の影響を受けた水田における土壌 pH 降下剤の施用が土壌と水稲に及ぼす影響
X線光電子分光法による有機無機複合体の表面化学性評価：問題点および展望
愛媛県久万高原町猿楽石における腐植層の特徴
近隣に活火山のない地域に分布する黒ボク土の植物珪酸体組成
長崎県多良岳西麓に点在する黒ボク土の特徴 ― 黒丸地域の一例 ―
埋没年代の異なる黒ボク土層における有機無機複合体の特徴の比較
鹿児島県志布志市の累積火山灰土壌におけるペリレンキノン系緑色色素の垂直分布
五島列島福江島三井楽地域の土壌の生成 ― 溶岩上の土壌 ―
植物珪酸体からみた大隅半島の台地部と山地部における鬼界カルデラ噴火後の植生
南九州累積性火山灰土壌の一般理化学性とその土壌分類
なぜ地層処分の社会的合意性は難しいのか：社会的受容性，可逆性，世代間公平性をめぐって
日本の黒ボク土分布の最西端地域における土壌の特徴 ―長崎県五島列島福江島に分布する土壌―
The rate of vertical translocation of soil organic carbon fractions stored in a buried humic horizon from an Andosol
Transition of soil organic carbon in a volcanic ash soil derived from Towada volcano, Japan
土壌で普遍的に起こる炭素・窒素安定同位体比および放射性炭素濃度の変動とその規定因子：微生物代謝・鉱物表面反応・団粒化