東慎一郎

ヒガシシンイチロウ

准教授
学位：博士（哲学）

詳細情報

研究キーワード

学問論史
ルネサンス
初期近代
科学論
科学思想史
科学史

研究分野

人文・社会思想史学問論史
人文・社会科学社会学、科学技術史

委員歴

日本哲学会編集委員
日本科学史学会欧文誌編集委員

受賞

日本科学史学会第16回（2021年度）日本科学史学会学術賞東慎一郎『ルネサンスの数学思想』名古屋大学出版会、2020年
東海大学松前重義学術賞ルネサンスの数学思想史および初期近代科学史の研究
フランス学士院・アカデミー・フランセーズマルセル閣下賞 Penser les mathématiques au XVIe siècle

論文

Uncertain Foundations, Inane Pursuits: Petrarch on Science in the 'On Ignorance'

「伝統的コスモスの持続と多様性―イエズス会における自然哲学と数学観」

"La philosophie des mathématiques chez Toledo et les commentateurs de Coïmbra"

「量と実体――ピッコローミニにおける数学的対象の理論」

"Giorgio Valla et Alessandro Piccolomini. Quelques aspects de la réception de Proclus au XVIe siècle"

"Entre épistémologie et métaphysique. La philosophie aristotélicienne des mathématiques au XVIe siècle"

「16世紀におけるスコラ主義自然哲学と無規定量概念」

"Penser les mathématiques au XVIe siècle. La philosophie des mathématiques chez Marcantonio Zimara (1475/76- avant 1537)"

「16世紀における数学の認識論」

書籍等出版物

ルネサンスの数学思想
Penser les mathématiques au XVIe siècle

講演・口頭発表等

ベイコンの学問目的論をめぐって――ルネサンス学問論における連続と不連続
ヨーロッパ学問論史の展望――ルネサンスから初期近代にかけての場合
16世紀の数学論からの視点——17世紀科学とその背景をめぐって（シンポジウム「古代およびルネサンスからニュートンに至る流れを考える」）
“Renaissance Discussions on Mathematical Demonstrations: Aristotelians and Humanists”
「中世ルネサンスにおける数学論をめぐって――学問論的伝統とその現代的意義」
“Mathematics, Aristotelianism and the Society of Jesus”
「学問論史からの視点――科学史との補完的関係」
学問論史は何の役に立つのか――ルネサンスおよび初期近代を例に
学問とは何か，それは何の役に立つのか――ルネサンス学問論から学ぶ
ルネサンスにおける数学の哲学の諸問題
16世紀数学論が問いかけるものとは――ルネサンス学問論の射程をめぐって
総合と発展――16世紀イエズス会の数学の哲学をめぐって
ルネサンス・アリストテレス主義をめぐって～十六世紀学問論の背景として
「数学の基礎付けの問題――アリストテレス主義者アレッサンドロ・ピッコローミニ（1508-1579）の場合」
Mathematical Objects and Theory of Science in the Sixteenth Century: the Case of Alessandro Piccolomini (1508-1579)
「ピッコローミニと「数学の確実性」論争」
「ピッコロ―ミニと数学の確実性論争」
「数学的対象と世界――ルネサンスにおける議論の古代的背景」
「科学か科学論か――アリストテレス主義的数学論からの視点」