葛巻 徹
クズマキ トオル
- 教授
- 学位:博士(工学)
基本情報
所属
- 工学部 / 機械工学科
- 工学部 / 材料科学科
- 総合理工学研究科 / 総合理工学専攻
- 工学研究科 / 応用理化学専攻
- マイクロ・ナノ研究開発センター
ジャンル
- 考古学
- スポーツ医科学
- 物理
研究と関連するSDGs
研究内容
生体分泌組織と三次元細胞積層技術を用いた人工靱帯の開発
ナノテクノロジーを利用した多様な分野での研究展開を試みている。材料分野では、ナノ炭素材料による高強度繊維の開発、再生医療の分野では腱・靱帯由来の分泌組織や三次元細胞積層技術を利用した人工靱帯形成技術の開発に取り組んでいる。一方、考古学の分野では独自のマイクロサンプリング技術を応用した古代金属器の組成解析から青銅器の作製を可能にした合金化技術の解明について国際共同研究を行っている。
詳細情報
研究キーワード
- 考古材料学
- 再生医療
- ナノ材料計測
研究分野
- 人文・社会 博物館学 マイクロサンプリング・元素分析
- 人文・社会 文化財科学 マイクロサンプリング・元素分析
- ナノテク・材料 ナノ材料科学
- ライフサイエンス 生体材料学
- ライフサイエンス 生体医工学
委員歴
- (一社)ニューダイヤモンドフォーラム 学術委員
論文
Preparation of Optically Transparent Graphitic Film by Phase Transformation of C-60 Molecules
Characterization of Carbon Nanotube-Silver Composite Yarn
書籍等出版物
- 最新の炭素材料実験技術(物性・材料評価編)
- カーボンナノテクノロジーの基礎と応用
講演・口頭発表等
- 脂肪由来幹細胞の増殖活性に着目した牽引培養によるコラーゲン線維架橋配向組織の形成
- 腱・靱帯損傷の再生医療技術の開発に向けた医理農工連携研究
- グラフェン形成に及ぼす固体炭素源C60薄膜とNi触媒の膜厚及び熱処理条件の影響
所属学会
- ニューダイヤモンドフォーラム
- 日本文化財科学会
- 日本顕微鏡学会
- 日本金属学会
- 応用物理学会
- 日本再生医療学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
靭帯分泌組織による靭帯再生能および治癒促進効果の解明
内因性修復組織テンドンゲルを基材とする腱・靱帯損傷組織の修復促進薬の開発
腱・靱帯損傷の再生医療技術の開発に向けた医理農工連携研究
生体分泌組織リガメントゲルを基材とする靭帯再生技術及び人工靭帯の開発
コラーゲン線維の配向組織制御による再生医療技術の開発と新素材応用
膠原線維の応力誘起自己組織化現象の解明及び人工腱形成法の開発
荷電粒子線とナノ操作を利用した極限反応場での非平衡ナノ構造の形成と物性評価
雰囲気制御型走査プローブ法によるダイヤモンド表面のナノ化学修飾
TEMナノプローブマニピュレーション法による炭素ナノ材料の特性評価分類
ナノプローブTEMによる炭素ナノ材料の表面原子構造操作と電気伝導機構の可視化
産業財産権
- 腱様組織構造体の製造方法、腱様組織構造体及びその製造用部材
- リガメントゲルの産生方法および人工靭帯の作製方法
- カーボンナノチューブ強化アルミニウム複合材料
- 電子放出素子
- フラ―レン添加チタン酸ジルコン酸鉛およびその製造方法
- フラ―レン分散セラミックスの製造方法
ResearchMapへ移動します
お問い合わせ先
取材に関するお問い合わせ
学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)