小川 裕子
オガワ ヒロコ
- 教授
- 学位:博士(学術)
基本情報
所属
- 政治経済学部 / 政治学科
- 政治学研究科 / 政治学専攻
研究と関連するSDGs
研究内容
国際協力を進展させる政治的メカニズムを探究
21世紀に入ってもなお、世界では紛争が発生し、貧困に苦しむ多くの人がいます。にもかかわらず、国際協力は十分ではありません。私はどのようにしたら国際協力を進展させられるのかについて研究しています。
詳細情報
研究キーワード
- ジェンダー平等
- 新興国
- グローバル・ガバナンス
- 国際開発協力
- 国際規範
- 日本のODA
- 国際政治学
研究分野
- 人文・社会 国際関係論
委員歴
- グローバル・ガバナンス学会 編集委員会委員
- 日本国連学会 編集委員会委員
- 国際法学会 会員委員会委員
- 日本国際開発学会 第31回全国大会実行委員
- 日本国際政治学会 国際政治経済分科会責任者
- グローバル・ガバナンス学会 企画委員会委員
論文
目標による統治は可能か?: SDGsの実効性と課題
新興国の規範形成―SDGsを中心として―
規範の法的地位と実効性-国際法学の論理を手がかりに―
21世紀の国際開発協力をめぐる状況─新たな規範メカニズムの創出に向けて─
開発分野におけるレジームの動態―レジーム競合・調整の動因としてのアメリカ―
博士論文:国際開発協力の政治過程-国際規範の制度化とアメリカ対外援助政策の変容-
国際開発協力進展における国際規範の役割-ニクソン政権期におけるアメリカ対外援助政策を事例として-
修士論文:1950年対外経済援助法の成立について-アメリカ対外援助政策とポイント・フォア計画-
書籍等出版物
- 国際関係論入門
- 戦後日本外交からみる国際関係―歴史と理論をつなぐ視座
- 新時代のグローバル・ガバナンス論 : 制度・過程・行為主体
- Emerging risks in a world of heterogeneity : interactions among countries with different sizes, polities and societies
- 国際規範はどう実現されるか : 複合化するグローバル・ガバナンスの動態
- 主権国家体系の生成―「国際社会」認識の再検証―
- オバマ政権と過渡期のアメリカ社会ー選挙、政党、制度、メディア、対外援助
- 国際開発協力の政治過程-国際規範の制度化とアメリカ対外援助政策の変容-
講演・口頭発表等
- Global South and equity norms: new mechanism of making norms in the United Nations
- Emerging Countries and International Norms: Why and How Did They Realize Equity in The Sustainable Development Goals?
- 司会:「国際難民保護レジームの課題と挑戦」トランスナショナル分科会
- 目標以上ガバナンス未満―SDGsの実効性―
- 討論者:「自由論題部会Ⅰ」に対するコメント
- 討論者:「アフリカ分科会B-7」に対するコメント
- 国家アイデンティティの確立とODA―中曽根政権の「国際国家」構想と外交戦略―
- 討論者; Hiroyuki Hoshiro, Japan’s war reparations and economic re-entry into East Asia reconsideredに対するコメント
- 国際開発ガバナンス―パワーシフトと構造変動―
- 「国際開発をめぐるグローバル・ガバナンス」書評会『新時代のグローバル・ガバナンス論』
- 国際規範の実効性―ジェンダー平等と日本社会―
- 討論者:D2セッション「紛争・平和」に対するコメント
- 司会:D-5「グローバル・ガバナンスとビジネス」国際政治経済分科会
- 司会:C-6「グローバル・ガバナンスの新形態」国際政治経済分科会
- 討論者:部会13「変容する国際関係と日本の開発援助」に対するコメント
- 司会:B-4「国際規範の新次元」国際政治経済分科会
- 司会:C-6「アジア太平洋の新たな国際政治経済体制」国際政治経済分科会
- 「脱「国益」論―国際開発協力の潮流と日本のODA―」
- 国連とレアルポリティーク―新興国と規範形成の視点から―
- G77+中国のグローバル秩序形成戦略―イシュー・リンケージによる公平性の実現―
担当経験のある科目
- アメリカ政治
- 国際協力論
- 国際関係論
- 政治学英語文献研究
- 安全保障論/平和研究
- 国際政治学
所属学会
- International Studies Association
- グローバル・ガバナンス学会
- 日本政治学会
- 国際開発学会
- 日本国際政治学会
- 国際法学会
- 日本国際連合学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
グローバル・ガバナンスの自省作用による民主的変革
グローバル・ガバナンスの複雑化過程とメカニズム―マクロ・ミクロ間フィードバック
国際開発援助体制の変容と開発途上国のナショナル・ガバナンスの相互連関に関する研究
国際開発援助体制の変容と開発途上国のナショナル・ガバナンスの相互連関に関する研究
多極化時代の国際規範の実効性確保―SDGsをめぐる日本の国内政治・社会
SDGsと日本のイニシアチブ
対立する国家間の経済的相互依存:緊密なシステムのヘテロ化による諸影響
国際開発協力の政治過程-国際規範の制度化とアメリカ対外援助政策の変容-
Why should we help the others in international society? The process and mechanism of politicizing an “Altruistic” idea in American foreign aid policy
USAIDの国内外における自律的役割に焦点を当てたアメリカの対途上国開発援助政策研究
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学長室(広報担当)
Tel. 0463-63-4670(直通)