大木 志門
オオキ シモン
- 教授
- 学位:博士(文学)
基本情報
所属
- 文学部 / 日本文学科
- 文学研究科 / 日本文学専攻
詳細情報
研究キーワード
- 文学資料
- 水上勉
- 草稿研究
- 文学館
- メディア
- 徳田秋聲
- 私小説
- 自然主義文学
- 日本近代文学
研究分野
- 人文・社会 日本文学 日本近現代文学
- 人文・社会 日本文学 近代文学
委員歴
- 東海大学日本文学会 会長
- 公益財団法人日本近代文学館 図書資料委員会委員
- 日本近代文学会 評議員
- 新宿区 漱石山房記念館運営学術委員
- 昭和文学会 幹事
- 日本文学協会 委員
- 文京区森鷗外記念館 運営協議会委員
- 山梨県立文学館 専門委員会委員
- 日本近代文学会 編集委員
- 日本近代文学会 運営委員
- 国文学研究資料館 国文学文献資料調査員
- 昭和文学会 編集委員
論文
文豪に育成される読者―「文豪とアルケミスト」から考える文学知の社会との環流
「文豪とアルケミスト」から考える現代の「文学散歩」―コンテンツツーリズムとフィクション論の観点から
徳田秋聲「あらくれ」と「奔流」をつなぐもの―民俗学・資本・女性
ミッシングリンクとしての「代作」―徳田秋聲の新出資料「銭屋五兵衛」の射程
徳田秋聲最後の「抵抗」ー新資料・「熊本日日新聞」掲載の時局記事をめぐって
徳田秋聲の転居から見る「知」の移動と「地縁」の存在
徳田一穂と徳田秋聲ー父子作家の文学的闘争と交響
〈分身〉たちの共演―水上勉・内田吐夢・鈴木尚之による映画『飢餓海峡』
女性作家と「カフェー」の時代―新出資料・山田順子の葉書から考える
水上勉文学における越境する「私」ー初期自伝小説の草稿を手がかりに
「文学」をどのように教室に呼び戻すべきか―「文学国語」の役割と博学連携の観点から
金閣寺が燃えるまで―水上勉『金閣炎上』の生成論的研究
水上勉「金閣炎上」未定稿の紹介と翻刻 : 「金閣焼亡」から「成生岬」へ
浦和時代の水上勉ー内田潔氏に聞く
近代文学資料を用いた国語科の授業の可能性 : 山梨大学「近代文学文庫」における実践報告
虹書房・日本繊維経済研究所時代の水上勉 : 北野英子氏・奥田利勝氏に聞く
水上勉宛田中英光書簡18通ー水上勉資料の中から
教材研究としての村上春樹「バースデイ・ガール」再論 : 「プールサイド」と「三十五歳問題」を手がかりに
著作物の問題から再考する井伏鱒二『黒い雨』事件ー記録/文学としての『重松日記』
文学の「記憶装置」としての「家」 : 前文学館運動として見る子規庵と漱石山房 (特集 図書館と文学 : 保存・検閲・スキャンダル)
書籍等出版物
- 石川啄木作品アンソロジー エッセンシャル啄木
- 月日のおとなひ 徳田秋聲随筆集
- 徳田秋声短篇アンソロジー 余震の一夜・和解他六篇
- 徳田秋聲俳句集
- 『日本近代文学大事典』増補改訂デジタル版 第二期公開
- 文学研究の扉をひらく—基礎と発展
- 島崎藤村短篇集(岩波文庫)
- 占領期の地方総合文芸雑誌事典 上巻 東日本編(北海道~三重県)
- 『日本近代文学大事典』増補改訂デジタル版 第一期公開
- 『無数のひとりが紡ぐ歴史 日記文化から近現代日本を照射する』
- 徳田秋聲と「文学」―可能性としての小説家
- 街の子の風貌 徳田一穂 小説と随想
- 水上勉社会派短篇小説集 不知火海沿岸
- 水上勉社会派短篇小説集 無縁の花
- 社会のなかの文学(中央大学政策文化総合研究所研究叢書 29)
- 秋聲の家 徳田一穂作品集(徳田秋聲記念館文庫)
- 尾崎紅葉事典
- 水上勉『文壇放浪』(中公文庫)解説
- 水上勉の時代 = The age of Tsutomu Mizukami
- 怪異を読む・書く
講演・口頭発表等
- 島崎藤村『処女地』と徳田秋聲『あらくれ』の磁場(特集:藤村周辺の有名/無名の書き手たち―『文学界』から『処女地』まで)
- 意識/無意識による「引用」-花袋・藤村・秋聲・直哉の〈私小説性〉データから
- 「文豪とアルケミスト」から考える現代の文学散歩
- 文豪に育成される読者 「文豪とアルケミスト」から考える文学知の社会との環流
- 明治の前衛小説「足迹」の読みかた
- 尾崎紅葉・徳田秋聲による雑報記事をめぐる「作品」のポリティクス(《特集》代作と近代文学―「作者」をめぐるポリティクス)
- 徳田秋聲の転居から見る金沢人脈の問題
- 敗戦直後の再出発 ─ 文芸編集者としての水上勉
- 秋聲・鏡花・犀星―金沢三文豪と文京
- 水上勉文学における自己語りの諸相
- 戦後文学としての水上勉
- 「文化資源」としての文学/文学館
- 本パネルの趣旨と方法について―田山花袋と徳田秋聲を例に(梅澤亜由美・大木志門・河野龍也・小林洋介・尾形大・小嶋洋輔 パネル発表「私小説」をどのように考えるか?──〈私小説性〉概念による再検討の試み)
- 『換菓篇』の敬、不敬―鏡花「薬草取」と秋聲「出獄」を中心に
- 自然主義文学盛衰史-藤村・花袋・秋聲・白鳥を中心に
- 1907年の秋聲と鏡花 「文学」の二筋道
- 徳田秋聲と水上勉――二人の文学者資料のケースから
- 秋聲全集のつくり方
- 山梨でを用いた地域振興は可能か?―金沢市をサンプルケースに
- 近代文学の一次資料の基礎知識
担当経験のある科目
- 日本文学とメディア
- 近代文学演習
- 入門ゼミナール
- 日本文学演習
- 近代文学文献研究
- 近代文学研究法
- 近代文学特殊講義
- 卒業論文ゼミ
- 卒業論文プレゼミナール
- 近代文学作品研究
- 文学の理論
- 近代文学特講
- 日本文学研究入門
- 博物館資料論
- 近代文学研究法
- 国語科内容論
- 中等国語科教育法
- 近代文学演習
- 日本文学概論(国文学史を含む)
所属学会
- 立教大学日本文学会
- 日本文学協会
- 昭和文学会
- 日本近代文学会
- 東海大学日本文学会
共同研究・競争的資金等の研究課題
戦後日本における文学・大衆・社会――水上勉資料の発展的研究として
〈私小説性〉の計量的分析と国際比較による〈自己語り〉文学の発展的研究
水上勉資料の調査による戦後文学の総合的研究
東アジアにおける文学と社会課題
新たな世界を主体的に創造する生徒の育成
近代日本における人文知移動の動態的研究
東アジアにおける文学の社会的役割についての比較研究
〈私〉性の調査と〈自己語り〉ジャンルとの比較による日本「私小説」の総合的研究
水上勉自筆資料の総合的調査による研究基盤形成
出版助成採択『徳田秋聲の昭和』
社会貢献活動
- 明治・大正文学と鎌倉
- 山梨県と東海大学ゆかりの作家たち
- 坂東眞砂子『神祭』
- 朗読作品解説(徳田一穂「粉雪」)
- トークイベント「三文豪の『家』を語る」(室生洲々子室生犀星記念館名誉館長・穴倉玉日泉鏡花記念館学芸員と)
- 井伏鱒二をめぐる人々ー創作と交流の視点
- 前田夕暮とその時代 自然主義短歌の時代
- 俳人・秋聲を考える
- 佐藤泰志『きみの鳥はうたえる』
- 朗読作品解説(島崎藤村「人形」徳田秋聲「町の踊り場」「蛍のゆくへ」三島霜川「水郷」)
- 鏡花の家、秋聲の家(泉鏡花記念館・穴倉玉日学芸員と対談)
- 自然主義文学と戦争 ―独歩、花袋、秋聲の資料から
- 先生は余り御賛成には無之候へども 徳田秋聲の堀紫山宛書簡
- 水上勉『雁の寺』
- 松本清張「或る『小倉日記伝』」
- 花袋から秋聲へ 受け継がれたバトン
- 三島由紀夫『金閣寺』と水上勉『金閣炎上』 ―事実と虚構の関係
- 秋聲と一穂、父子作家の森川町の家
- 近代文学とアイドル文化―志賀直哉「真鶴」を中心に
- 井伏鱒二「黒い雨」―書き得ないものを書く
メディア報道
- 「無名の民」が未来を築く 自作「年譜」に「戦後」へのまなざし 【島崎藤村「夜明け」求めて エピローグ】
- 春夏秋冬(岸本尚毅)〔『徳田秋聲俳句集』について〕
- 三文豪の「家」学ぶ 偉人館でイベント
- 「自然主義」背景に俳句 徳田秋声の句集 刊行記念トーク
- 俳人・秋聲の魅力語る 句集刊行記念イベント
- 秋声、師を裏切る? 子規の新聞にこっそり投句
- 読書委員 この1年(金子拓紹介『島崎藤村短篇集』)
- 〈信州×本・雑誌〉「島崎藤村短篇集」(大木志門編)
- 戦時に「最後の抵抗」 徳田秋声の新資料発見
- 〈書評〉帆苅基生「水上勉社会派短篇小説集 不知火海沿岸」
- 〈書評〉岡英里奈 「水上勉社会派短篇小説集 無縁の花」
- 〈書評〉能島龍三「『水上勉社会派短篇小説集 不知火海沿岸』人間を時代に絡めて洞察する眼」
- 〈本箱〉『水上勉の時代』(田畑書店)
- 〈書評〉作家・「黴(かび)の子」の存在理由 「街の子の風貌徳田一穂小説と随想」大木志門編
- 大木志門さん新著「徳田秋声と『文学』− 可能性としての小説家」
- 秋声の長男・一穂は没後40年 「街の子の風貌」小説と随想集め発刊
- (時代の栞)「飢餓海峡」 1963年刊・水上勉 大事故に埋もれた小さな町の大火
- 金閣炎上 若き僧はなぜ火をつけたのか
- 水上勉「奥能登の塗師」など9編収録 社会派短編集 「無縁の花」 出版
- 自筆原稿1万枚の寄託受け東大「大江文庫」設立へ 創作過程研究のモデルに
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Tel. 0463-63-4670(直通)