山田学長ら本学関係者がデンマーク・望星国民高等学校の創立10周年記念式典に参列しました

2019年09月20日

デンマーク・ボーデンボー市(旧プレスト市)にある望星国民高等学校の創立10周年記念式典が、9月8日に行われ、山田清志学長ら本学関係者が出席しました。望星国民高等学校は18歳以上の大人を対象とした寄宿制の教育機関で、本学の海外教育機関であった東海大学付属デンマーク校の教育理念を引き継いで2008年に開設されました。武道を中心に、日本語や英語、外国人向けのデンマーク語講座を開講。本学とも交流協定を締結しており、毎年本学で研修団を受け入れて文化社会学部北欧学科などと合同授業を行っているほか、本学の学生の派遣留学先にもなっています。

記念式典には、主賓のベアテル・ホーダー元教育大臣(本学名誉博士)夫妻をはじめ、ボーデンボー市のミッケル・スメッド市長、在デンマーク日本大使館関係者のほか、同校の理事会メンバー、学生、教職員、地元市民らおよそ500名が参加。本学からは、山田学長のほか、吉川直人副学長(国際担当)、織田憲嗣名誉教授、グローバル推進本部とヨーロッパ学術センターの関係者らが出席ました。

冒頭、主催者を代表して同校のケネット・レッスロウ校長があいさつに立ち、「今から10年前の今日、2008年9月8日に誕生した望星国民高等学校が10周年を迎えることができたのは、参集された皆さまのおかげです。特に国民高等学校の生みの親であるニコライ・グルントヴィ博士の教育主義に賛同した、東海大学の創立者・松前重義博士が提唱したグローバルな視野とヒューマニズムに立脚した教育が、旧付属デンマーク校で展開されていたことが望星国民高等学校創立にあたってのプレゼントとなり、今日まで続いていることを大変誇りに思います」と語りました。続いてあいさつに立ったホーダー元大臣、スメッド市長からも同校の創立10周年と本学への賛意が示されました。

招待者を代表してあいさつした山田学長は、「付属デンマーク校の創設と閉校に担当者として関与した者の一人として、本学園のアイデンティティを受け継ぎ、たゆまぬ努力で発展してきた望星国民高等学校に心からの敬意を表します。特に、国民高等学校開設に至るまでに尽力された方々に深甚なる感謝の意を表したい」と述べ、ケネット校長に記念の盾を贈りました。

また、式典では創立10周年を記念して作られた校歌が学生、教職員らによって披露されました。校歌の歌詞には、創立者松前重義博士が唱えた「望星」の精神だけではなく、人との出会い、異なる人々との出会い、人と世界との出会いを提供する同校の存在意義が込められています。最後には、松前重義博士とニコライ・グルントヴィによる国民高等学校制度のつながりについて研究している英国・オックスフォード大学リージェンツ・パークカレッジのピーター・ぺトコフ教授によるレクチャーも行われました。

さらに終了後には、同校で教育プログラムとして提供されている柔道、空手、合気道、テコンドー、日本舞踊などの演武、お茶のパフォーマンス、日本文化に関するワークショップが行われたほか、学生ボランティアによるアジア料理もふるまわれ、大変なにぎわいを見せていました。

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