留学生による地域連携講座「グローバルカフェへの誘い~東海大学が開く魅惑の世界~」を開講しています

2014年10月23日

東海大学では、この10月より留学生が各国の文化を紹介する講座「グローバルカフェへの誘い~東海大学が開く魅惑の世界~」を開いています。この講座は、留学生から日本の人々に自分たちの国についてもっと知ってもらいたいとの要望が多く寄せられたことを受けて、文部科学省の平成25年度「地(知)の拠点整備事業」に採択された本学の「To-Collaboプログラム」の一環で今年6月から行っている「東海大学サテライトオフィス地域連携講座」の一つとして開講しているものです。この10月と11月はモンゴルとアフガニスタン、カザフスタン、アメリカのハワイ州出身の学生が6回に分けて講演しており、12月以降も継続して開講する予定です。

10月15日にはアフガニスタン出身のアビドゥラ・アラブザイさん(大学院工学研究科土木工学専攻2年次生)が、「"文明の十字路"アフガニスタン その文化と社会」と題して講演し、湘南キャンパス近隣の住民の方々約20名が出席。河合和泉さん(体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科4年次生)と新井遼太さん(理学部数学科4年次生)が通訳を務めました。アラブザイさんは、河合さんとともに男女の民族衣装を着て登場。最初にターバンや靴、女性用のドレスの由来や着用する機会などを紹介しました。その後、紀元前5000年ごろに「アリヤナ」として始まり、紀元前2000年ごろから都市文明がこの地域で誕生してきたこの地域の歴史や、ゾロアスター教の影響が強かった古代から紀元後2世紀に仏教が広まり、7世紀以降はイスラム教徒が増えていった信仰の変遷などを解説。古代のアレクサンダー大王に始まり、モンゴル帝国や大英帝国、ソビエト連邦などに侵略・侵攻されてきた歴史に触れつつ、「アフガニスタンは、仏教やイスラム教など多様な文化がミックスされた多彩な文化を持っています。またアフガニスタン人は、あらゆる国からの侵略を退けてきたことに誇りを持っていますが、これまで一度も自分たちから他国を侵略したこともない、平和を愛する国民です。そのことをぜひ理解してほしい」と語りました。

参加者からは、「アフガニスタンについて知る機会は少ないので、今日はどのような話が聞けるのかを楽しみにしてきました。実際に講演を聴いてみると、とてもフランクで私たちと同じように現代的な生活を送っていることを知り、これまでのイメージが間違っていたことを理解できました。次の講演にもまた参加したい」といった感想が聞かれました。アラブザイさんは、「母国について日本人に知っていただく機会を設けてもらい、とてもうれしく思います。メディアなどでは紹介されることの少ない本当のアフガニスタンの姿を、一人でも多くの人に知ってもらえれば」と話しています。

留学生による講演会「グローバルカフェへの誘い〜東海大学が開く魅惑の世界〜」を開講しています

留学生による講演会「グローバルカフェへの誘い〜東海大学が開く魅惑の世界〜」を開講しています

一覧へ戻る