留学生による日本語スピーチコンテストを開催しました

2014年12月17日

国際教育センターが主催する「第33回留学生による日本語スピーチコンテスト」を、11月27日に湘南キャンパスの松前記念館講堂で開催しました。この催しは、本学の留学生が日本語をより深く学ぶ一助になることを目的に毎年実施しているものです。学生は5分間で日本語スピーチをし、「言語的表現」「内容・構成」「全体印象」などを基準に、本センターの教員ら5名が審査を行います。留学生たちは教員や友人らから指導を受けながら、練習を重ねてコンテストに挑みました。

当日は11名が登壇し、日ごろの学習成果を発表。それぞれの経験や生活、趣味などを通じた学びや考えを交えながら、「趣味」「スポーツ」「夢」「生と死」など、多様なテーマについて持論を展開しました。会場には留学生を中心に約200名が参加し、熱心に聴講しました。またスピーチ終了後のパフォーマンスとして、別科日本語研修課程上級クラスの20名が「口頭表現」の授業の中で練習してきた成果を、ミニドラマ「留学生生活 喜怒哀楽」にして披露しました。

学長賞に輝いたのは、ヌルトレウ ジャナルさん(大学院工学研究科工業化学専攻1年次生)です。ヌルトレウさんは、日本人の持つ母国カザフスタンへの「ステレオタイプ」のイメージに驚いた体験談を披露。固定観念や思い込みを拭い去ってもらえるよう、友人たちにカザフスタンという国をしっかりと紹介していった経験を通して、「私は日本に来てからたくさんのステレオタイプを壊しました。皆さんも壁を壊していってください」と結びました。ヌルトレウさんは、「来日して1年間で体験したことをみんなに伝えたくて、このコンテストに出場しました。学長賞や特別賞を取れるなんて思ってもいなかったので、驚いています。スピーチでは皆さんに壁を壊してと訴えましたが、私自身も、留学前と後では別人のように考え方が柔軟になりました。先入観ではなく、自分の目で見て判断することが大事だと思います」と喜びを語っていました。

【入賞者】  ※敬称略
◇学長賞/特別賞
「ステレオタイプ」ヌルトレウ ジャナル(カザフスタン/大学院工学研究科工業化学専攻1年次生)
◇国際教育センター所長賞
「楽しく勉強しましょう」マティアス アイドソン(デンマーク/別科日本語研修課程1クラス オーフス大学協定生)
◇外国語教育センター所長賞
「諦めることは、いつでもできる。」頼 怡玟(ライ イブン)
(台湾/観光学部観光学科4年次生)
◇東海大学新聞賞
「生きること」韓 宰亭(ハン ジェヒョン)(大韓民国/科目等履修生 国民大学協定生)
◇平塚市国際交流協会理事長賞
「卵の中の鳥」イドンヒョン(大韓民国/別科日本語研修課程3クラス 漢陽大学協定生)
◇茅ヶ崎市国際交流協会賞
「自分を輝かせる瞬間」イムスジョン(大韓民国/科目等履修生)
◇国際ソロプチミスト平塚賞
「日本とストリートダンス」マトウェーエフ セルゲイ(ロシア/別科日本語研修課程2クラス モスクワ大学協定生)
◇秦野市国際交流協会賞
「自分で決めよう!」ツェン スシェン(台湾/政治経済学部経営学科1年次生)
◇同窓会中央支部賞
「10歳のわたし」スタシニー マハウォンウィリヤ(タイ/別科日本語研修課程3クラス)
◇留学生と交流会会長賞
「日本へ来てから」ブレ塩川護(カナダ/別科日本語研修課程6クラス)
◇紙芝居パチパチ座賞
「私、そして日本と韓国」ジョンミョンギュ(大韓民国/別科日本語研修課程4クラス 漢陽大学協定生)

留学生による日本語スピーチコンテストを開催しました

一覧へ戻る