タイでボランティア・文化研修を実施しました

東海大学では3月8日から20日まで、タイでボランティア・文化研修を実施しました。本学の海外派遣留学プログラムの一環として本学の協定校の一つであるモンクット王ラカバン工科大学(KMITL)と共同で毎年実施しているもので、20年以上続いている歴史あるプログラムです。今回は湘南キャンパスと札幌キャンパス、熊本キャンパス、医療技術短期大学から19名が参加しました。

学生たちはKMITL日本学科の学生とバンコクで合流。バンコクから日本人学生とタイ人学生が一緒に同大学のチュンポーンキャンパスへ移動しキャンパス内の寮に10日間滞在。KMITL日本学科の学生とチュンポーンキャンパス所属の学生とともに植林活動を行ったほか、近隣にある幼稚園の壁や道路をアートで飾る活動に参加しました。文化研修としては、ムエタイ教室に参加し、タイの伝統的なスポーツに挑戦したほか、現地の市場や博物館、王室プロジェクトの視察、タイ料理を作る体験などの活動を行いました。参加した学生たちは、「KMITLの学生や住民の方と接していると、人と人のつながりを大切にしている国なのだと実感しました。植林や幼稚園でのボランティアなど、旅行では絶対に体験できない経験を得ることができました」(柳川剛志さん・文学部文明学科2年次生)、「看護師になるとさまざまなバックグラウンドの人と接しなければならず、視野を広げたいとの思いから参加しました。KMITLの学生と接する中で、言葉がうまく通じない時に、どのように話せばよいのかを学べたように思います。何となく参加した部分もありましたが、思っていた以上に得るものが多い研修でした。ほかの学生にもどんなことでもいいから、参加してほしいと感じるようになりました」(落合英里香さん・医療短大1年)、「小さいころから海外でのボランティアに興味があったので参加しました。タイ人の学生がとてもやさしく、向学心が高いことに驚き、日本人ももっと頑張らなければと思いました。コミュニケーションの取り方など、将来看護師になった時に外国人の方に対応する時にも役立つ能力が身についたと思います」(山﨑櫻子さん・同)と話していました。

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