健診人材実務者研修の受け入れプログラムを実施しました

東海大学では2月10日から23日まで伊勢原キャンパスの医学部付属病院で、ロシア人大学生向けの健診人材実務者研修を実施しました。本学が文部科学省の平成29年度「大学の世界展開力強化事業」の採択を受けて展開している「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成」の一環で行ったものです。同病院での実務研修を通して、極東地域でニーズが高まっている読影医の育成などにつなげることが目的で、今年度は極東連邦大学生物医学部3、4、6年生の5名が参加しました。

学生たちは、医学部医学科の学生とともに、同病院の循環器内科や脳神経外科、救命救急科など8科のうち2科で1週間ずつ実習。脳神経外科では実際の手術にも立ち会い、最先端の治療法についてのレクチャーを受けたほか、形成外科ではやけどや病気で損傷した部位の再建手術などを見学。救命救急科では救命救急センターのシステムや受け入れ態勢、最先端の救急医療について学びました。

学生たちは、「医師の先生方が、一つひとつのテーマについて丁寧に説明してくれただけでなく、卒業研究などで分からないことがあればいつでも連絡してほしいと言ってくれるなど親切に接してくれたことに感謝しています。病院には日本人だけでなく、外国籍の先生方もおり、そうした人たちと交流できたことも貴重な経験になりました」「卒業研究につながるテーマでの実習を積むことができ、日本の症例を学べたのがとてもよかった。今後の勉強につながる成果が得られました」「日本の医療を学べたことはもちろん、先生や学生との交流を通して日本の文化を知ることができたこともよかった」と感想を語っていました。

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