トルクメニスタン政府主催のガソリン精製プラント完工記念式典に参加しました

国際教育センターの山本佳男所長が6月28日に、トルクメニスタンで開催された政府主催のガソリン精製プラント完工記念式典に列席しました。このプラントは、天然ガスからガソリンを精製する世界最大の施設で、日本の川崎重工業が建設しました。本学では同社からの要請で、プラントを運営する「トルクメンガス」で働く予定である5名の人材を工学部で受け入れているほか、政府奨学金を受けた学生も8名が学んでおり、国内の大学での受け入れ数としては最も多くなっています。今回の式典出席はこれまでの貢献と協力から招待を受けたものです。

プラント近くの会場で開かれた式典には、グルバングル・ベルディムハメドフ大統領をはじめ日本政府や企業関係者らも多数出席しました。山本所長は、「トルクメニスタン出身の学生たちは皆、学習意欲も高く優秀で、彼らを受け入れていることは本学にとっても光栄なことだと考えています。今年9月にも新たに3名の学生が本学に留学することになっていますが、同国政府からも教育面の面倒見のよさと学生生活のサポートについて高い評価を得ており、今後もこの点に力を入れていきます。現在は化学分野の人材育成が連携の中心ですが、同国は文化面でも魅力にあふれており、経済発展も著しいといった側面もあります。将来的は観光や経済などを含めた幅広い分野での研究交流も視野に入れていきたい」と話しています。

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