山田学長らがロシア・ウラジオストクで開催された東方経済フォーラムに参加しました

東海大学の山田清志学が、9月4から6日にロシア・ウラジオストクの極東連邦大学で開催された東方経済フォーラムに参加しました。同フォーラムは、ロシア政府の主催で、日本や中国、韓国など極東諸国の政府や企業関係者が集うもので、日本のほかインドやタイ、マレーシア、モンゴルの首脳の他、65カ国から8200名が参加した。

山田学長は、教育関係者によるカンファレンス「7th APEC Conference on Cooperation in Higher Education in Asia Pacific」に出席。セッション2「Regional and Global Educational Networks」に登壇し、「Building Networks between Universities for Development of Human Recourses in Asia-Pacific Region (Tokai University’s Best Practice)」のテーマで講演しました。講演では、ロシアとタイを中心に50年以上にわたって環太平洋地域の大学と連携を深め、教育・研究・文化・スポーツなど幅広い分野で交流してきた歴史を紹介。経済発展の大学間の連携による教育連携によって経済発展に貢献できる取り組みとして、文部科学省の平成29年度世界展開力強化事業の採択を受けて展開している「ライフケア分野におけるブリッジ人材育成事業」の概要を解説。日露の企業での実務研修を軸に、両国の社会や経済、文化、健康医療制度、言語を学ぶ内容となっていることや、昨年8月には日露の大学生104名が参加した「ウラジオストク航海」を成功させたことを説明しました。

5日には、財界関係者が集った日露ビジネスラウンドテーブルに出席。6日には安倍晋三首相と企業関係者の懇談会にも参加し、日本の学術関係者を代表してあいさつ。多くの参加者の前で世界展開力強化事業の採択を受けた後、学生の相互派遣が以前にもまして活発になり、2017年度以降、ライフケア分野で30名をこえるロシアの大学生を本学に受け入れていることなどを語りました。

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