松前達郎総長にブルガリア・ラデフ大統領から大統領栄誉賞が贈られました

学校法人東海大学の松前達郎総長らが10月24日、東京・霞が関の東海大学校友会館でブルガリア共和国のルメン・ラデフ大統領らの表敬訪問を受け、松前総長にこれまでの両国の文化、教育、科学関係の交流活動への貢献に対してブルガリア大統領栄誉賞の賞状とメダルが贈られたほか、山田清志学長にも記念品が手渡されました。ラデフ大統領は、10月22日に執り行われた天皇陛下の即位礼正殿の儀に列席するために来日していました。本学とブルガリアは1966年から学術・教育面で多様な交流を重ねており、ブルガリア国立ラジオ放送局ソフィア少年少女合唱団の招へいや東海大学トラキア発掘調査団による同国・デャドヴォ遺跡の発掘調査などに取り組んできました。また、ブルガリア教育科学省と学術交流協定も締結しており、学生の交換留学をはじめ、教員による研究交流など幅広い交流活動を展開しています。

当日は、松前総長をはじめ東海大学の山田学長、吉川直人副学長(国際担当)ら本学関係者が出席。ラデフ大統領がブルガリア空軍司令官出身であることから、松前総長が本学工学部に開設している航空宇宙学科航空操縦学専攻について紹介したほか、これまでの交流の歴史を振り返り、「本学の創立者・松前重義は当時冷戦下にあった東欧諸国との学術・文化での交流を促進するため約半世紀前に対外文化協会を設立しましたが、その最初の交流相手がブルガリアでした。私たちはその後の親密な関係に感謝しています」と述べると、ラデフ大統領も、「ソフィア合唱団の日本への招へいでは、我が国の若者が日本文化や伝統に触れる貴重な機会となりました。今後も両国の文化交流を深めていきたい」と応えました。

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