アラブ・イスラーム学院と連携に関する覚書を締結しました

東海大学では5月20日に、東京・広尾にあるアラブ・イスラーム学院と連携に関する覚書を締結しました。同学院は1981年に、本学の協定校の一つであるサウジアラビア王国立アル・イマーム・ムハンマド・イブン・サウード・イスラーム大学の東京分校として開設され、サウジアラビア王国大使館文化部の付属教育研究機関としてアラビア語講座やイスラム文化を紹介する催しなどを開いています。今回の覚書は、アラブ・イスラム世界との相互理解を深める教育プログラムを両校で連携して開講し、両国の友好関係の深化につなげることを目的としています。

調印式は、同国の王族で外務省情報・科学技術担当次官のムハンマド・ビン・サウード・ビン・ハーリド・アルサウード殿下やサウジアラビア王国大使らが列席して開かれた日本・サウジアラビア国交樹立60周年記念行事の一つとして実施。アルサウード殿下に本学の山田清志学長から記念品を渡した後、アル・イマーム大学のファウザーン・アブドゥルラフマーン・アルファウザーン学長代行と山田学長が覚書を取り交わしました。

山田学長は、覚書に基づく取り組みとして5月末から高輪キャンパスで同学院の教員によるアラブ諸国の文化を紹介する講座を開くことについて紹介し、「この取り組みを第一歩として、学生や市民を対象にした講座を今後も積極的に開くなど活動を広げ、両国の友好関係構築に貢献していきます」と語りました。また同学院のナーセル・ムハンマド・アルオマイム学院長は、「貴学の取り組みに本学院も全面的に協力していくことで、これからも関係を強化していきたい」と語りました。

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