阿蘇キャンパスで「第42回数鹿流祭」を開催しました

阿蘇キャンパスでは、11月1日から3日まで「第42回数鹿流祭」を開催しました。今年のテーマは「農の可能性No Limit~阿蘇のパワーは無限大」です。これまでの伝統を踏まえつつ、新たな取り組みにも積極的に挑戦し、よりよいものをたくさんの人たちに伝えようという実行委員会の思いが込められています。

期間中は毎年恒例の「スガリンピック農学部大運動会」をはじめ、カラオケ大会などのステージ企画、ソフトボール大会などを実施。また3日には、農学部のある阿蘇キャンパスならではの企画として、農産加工場で製造したソーセージやベーコンなどの加工品販売のほか、キャンパス内の農場で育てたダイコンやハクサイ、ニンジンなどの収穫販売も行いました。当日は晴天に恵まれたこともあり、早朝から多数の地域住民らが長蛇の列を作り、加工品販売は午前中で売り切れとなる盛況ぶりでした。また、今回初めての試みとして、農学部で育てた黒ブタの骨付きハムを抽選で20名に限定販売する企画も実施しました。会場では、サークルや研究室による模擬店をはじめ、第23回学生農業シンポジウム「休耕田活用のための日本の作物研究の現状と課題」や、チャレンジセンター「阿蘇援農コミュニティープロジェクト」と「阿蘇は箱船プロジェクト」、「あにまるれすきゅー」、同ユニークプロジェクト「日本農機具遺産プロジェクト」による展示など、学生たちの日ごろの学びを生かした企画や展示が並びました。

実行委員長の志賀日出海さん(農学部3年次生)は、「2日に地元テレビ局に生中継していただいた効果や晴天に恵まれたことで、メーンの3日は予想以上の来場者があり、盛り上がりました。その分、警備や誘導など来場者の方たちに安全に楽しんでいただくための仕事も大変でしたが、実行委員が団結して無事にできたと思います。地域の皆さんや学生の協力のおかげです」と話していました。

阿蘇キャンパスで「第42回数鹿流祭」を開催しました

阿蘇キャンパスで「第42回数鹿流祭」を開催しました